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『東京放浪記18 in レ・ミッズ観劇の旅5』



〜ちょっと東京まで行ってきます〜






 どうも、はじめまして&ご無沙汰しています、Nagaleです。

 東京旅行後の恒例テキストとなっている放浪記シリーズも、回を重ねること18回目となりました。


 そんな十八番(おはこ)を記念して、という訳でもないのですが、今回は定番かつ恒例となっている行事でもある

観劇の旅シリーズの新作をお届けすることと相成りました。

 公演が開催される度にふらりと顔を出す例のアレと言いますか、要は「レ・ミゼラブル」ですね。ええ(w;


 ただ、そんなレ・ミゼラブル(最初に帝劇で観劇してから15年ぐらい経ったのは我ながら凄い……)も、観劇の

回数が増えればそれなりに、と言いますか、最近は上演中に主役よりも脇役の動きを眺めるようになったりと、

若干マニアックな方向に逸脱した観劇になっているのは否めません。それはそれで楽しみ方のひとつではある

のですが、所謂安定期に入ってしまったことで、新鮮味というものが無くなってしまったことは間違いなく。


 ……セリフとか、大体覚えてしまいましたからね(w;


 そんな折……とは言え数年ほど前になりますが、約10年ほど前の時間短縮版ではなく、細部に手を入れた形での

「新演出版」とやらが海外で始まり、日本版もいずれは新演出版に変わる……という話を聞きました。

 期待半分、不安半分的な気持ちを抱きつつその話は終わったのですが、どうやらそれの話が本格化した……要は

今回(2013年)の公演から新演出版に切り替わることが正式に決定した……との話を耳にした次第です。


 いろいろと不安要素はあったものの、惰性感が強くなるより、また新鮮な気持ちで観劇することが出来るなら、それ

はそれでかまわないのかも知れない……ということで、今回は「意図的に」どのあたりまで変わっているのか、評価は

どうなのか、という予備知識を全て遮断し(そもそも保守&懐古主義である自分がすんなり新演出版を好む訳はない)、

まず一回フラットな状態で見てみよう、ということで、キャストスケジュールとにらめっこしつつ、日程を調整。

 で、チケットと航空券を確保し、それなりに準備を整えていた次第です。


 閑話休題。


 では、閲覧に関しての簡単な注意事項です。放浪記の内容&言動に関しては基本的に素&壊れています

 普段の日記や言動がイタイことは今更ですが、更に輪をかけて壊れるのがこの放浪記(旅行中の出来事なので

テンションが高い)と言うことをご了承下さい。また、内容に関しては極力正確に書いているつもりですが、対話や

会話などは一部うろ覚えが入っている為、実際と若干異なっている可能性があります。また基本的に続き物特有の

ノリに加え、プライベートなネタも多く、一見される方々は若干不可解に感じる文章が混ざっているかと思われます。

 この放浪記を閲覧される方はごく少数&基本的な理念として自分自身が後々読む日記……思い出として楽しむ

ことを前提に書いているので、多少の暴走や不可解な点は個性という名の仕様と言うことで御理解ください。


 あと、基本的に徒然過ぎてダレる可能性があるので、その場合は即ブラウザを閉じて頂いて結構です(w;


 そんな感じで、前書きもそこそこに放浪記を開始したいと思います。

 おおよそいつものノリではありますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。







2013/06/21(金)  東京放浪1日目。






 札幌の天気:くもり   朝の気温:13度


 AM 7:30 起床。

 体調は……腹具合と腰が微妙な以外は問題なし。 <十分問題ありな気がしなくもない

 ただ、今回も少し遅め(AM11:00 新千歳発)の飛行機を選択したので、ゆとりのある朝を迎えまして。


 身支度を調えつつ天気予報の確認。

 さて、雨は当然としても、何を着ていくべきか……僻地がアホみたいに寒いのはさておき、流石に長袖は

どうかと思う……んだけど、言うほど暑くない気もする(予報もそんな感じだ)し……といきなりお悩みモード。

 結局、多少荷物を増やしても暖かめな服にして、暑ければ脱ぐという無難な結論に落ち着いたとかなんとか。


 地下鉄とバスを乗り継ぎ空港へ。

 空港が近くなるにつれて雨が降ってきたものの、ここまで来てしまえば外を歩くことは殆どないので(地下鉄にさえ

乗り込んでしまえば雨に当たることはない)、多少雨が降ろうが特に影響は無く。

 これが雪だと身構えるのですが、雨はよっぽどのことが無い限りは問題ないですからね(w;


 で、何事も無く空港に到着。今回は夜に観劇を予定しているので、夜に誰かと会う的な予定を組めないこともあり、

特にお土産を買うこともない……つもりだったのですが、逆に言えば夜までは特に予定がないというか、全体を通し

て時間が余る構成になっていたので、それならば、ということで取引先の業者さんに挨拶へ出向くことに。


 ……私服で顔を出しても怒られないような範囲限定ですけどね(w;


 で、北海道的なお土産を調達しつつチェックインを済ませ、のんびりと搭乗口へ。いよいよ身構えゾーン(苦笑)に

突入しましたが、幸い何事も無く飛行機は離陸……強いていうならば、出発時刻は一寸遅れましたけどね(w;


 道中は梅雨前線の影響もあり、多少のジェットコースター(機長の予告通り)がありましたが、程々と言える範囲。

 怖くて泣いている子供さんも居れば楽しいと笑っている子供さんもいたりと……まあ、その程度でございました。


 そんなこんなで羽田空港に到着……うーん、当然だけど梅雨まっただ中というか、雨ですな。

 ちなみに、出発前までやきもきしていた台風4号さんは、飛行機に乗る直前温帯低気圧に変わりまして(w;


 んー、久々……とは行っても4ヶ月ぶりの東京なので、それほど間隔が開いたという感想もなく、平穏そのもの。

 特に気負うこともない&例によって急ぎ旅ではないので、空港で簡単な昼食を取りつつのんびり。……いつもの気圧

ボケを直すにはこれぐらいの方が良いのですが、最近はそこまで悩まされることは減ってきた、かな?


 で、一息付いたところで移動開始。

 先ずは浜松町へ向かう為、モノレール(空港快速)に乗車&浜松町に到着。


 うん、早いねぇ……。 <移動手順が固定化されているので特にネタも無い始末orz


 さて、とりあえず何処に行くか……と悩んだ(出だしからこの有様ですよ?)結果、まずは取引先に挨拶をして

荷物を削……もとい、仕事的な何かをこなしませう、ということで、取引先の会社まで出向くことに。


 と言いつつ、実は一度も行ったことがないんですけどね(w;


 場所は「大体」把握してあるので、後はのんびり歩きましょう、という相変わらずのアバウトぶりを発揮しつつ、

まずは移動起点となる末広町に向けて移動開始。ルートはいろいろあるけど、何処が一番楽かなあ、と山手線に

乗り込んでみたものの、よくよく考えれば新橋(浜松町の次駅)から銀座線に乗り換えるというパターンをすっかり

失念していたことに気がつき、そのルートで行くことに。……や、秋葉原から末広町まで歩こうかとか、うっすらと

考えていたんですよね(w; <天気が良ければそのパターンにしていた可能性もあり。


 結局そのまま銀座線に乗り換え、末広町に到着。……振り向けば秋葉が見えるけど、とりあえず後回し(ぉ

 取引先はここから徒歩20分ぐらいのところにあるハズなので、小雨の中、のんびりと徒歩で移動を開始。

 アバウト極まりない話というか、地図も持たずに(注:ガラケー愛好家なので携帯で地図を見る的な機能はなし)

適当に歩いている自分も大概ですが、流石に主要な道は事前に大体確認しているのでご安心を(w;


 ただ、個人的にこういう最低限の情報だけを頭に入れて徒歩散策、という行為が好きなんですよね。

 流石に何の知識もないと路頭に迷いますが、大都市圏なら最悪タクシーを使えば良いですし、何よりも、観光地

以外の土地……というか、地元の喧噪は、その街(町)の本当の姿(の一部)を垣間見ることが出来るんですよね。

 そういう場所を何食わぬ顔で(溶け込もうとして)歩いていると、また違った楽しみ方が出来る次第です。ええ。

 そうそう、今時期は街路樹でビワの実を時折見かけまして、これも僻地民的には一寸したカルチャーショッ(ry


 閑話休題。


 で、大体20分程度歩いたところで、頭の中に叩き込んでおいた地図通り、特に迷うことも無く取引先に到着。

 私服&ノーアポだけどまあ良いか、的な感じで(注:良くない)サプライズ訪問&挨拶を済ませ、早々に撤収(ぉ


 ……そもそも長居する理由もないですし(w; <プライベートの旅に仕事(?)を混ぜている時点で既に大概


 何はともあれ目的は達成……ということで、そのまま来た道を引き返す……こともなく、そのまま暫く別方向に

歩き始め、東京風情を堪能していたのはご愛敬(w; ……で、最終的に到着したのは都営大江戸線の新御徒町。

 ……無駄に遠回りした気もしますが、重ね重ね、急ぎ旅ではないので問題なし、なのです。ええ(w;


 ただ、冷静に考えれば秋葉の近く(?)に職場があるというのは微妙に羨ましい……。


 さて、目的は果たしたし、後は正規ルートをなぞりますか云々、ということで、いろいろ端折って浅草到着(ぉ

 一向に止まない雨を背に雷門をくぐり仲見世を歩き、浅草寺で参拝を済ませてお神籤を(ry


 ……形式美というより、惰性の域に入りつつありますが、当然、こういうのも嫌いじゃ無いんですよね(w;


 珍しく仲見世で自分用のお土産なぞを買い、一息付いたところで時計を見ると、時刻は午後3時半。

 天気もよろしくないし、これから秋葉も微妙に時間が足りないし……んー、先にホテルにチェックイン、かな?


 元々荷物は少なめで行動しているので(ドン引きされるレベルで少ない)、そのまま動いていても特に問題は

無かったものの、嬉々として動くような天気&体調でも無いということで、休憩も兼ねてホテルを優先することに。

 ……勿論、宿泊先はいつもの品プリ(メインタワー)でございます(w;


 そんなこんなで、浅草を離脱&大体30分ほどを要し、品川に到着。

 早い時間ということもあってチェックインカウンターは混雑していましたが、特に問題なくチェックイン終了。

 喫煙部屋で予約されていたので、一応「禁煙でもかまいませんが」と言ってみたものの、この日は禁煙部屋が

満室とのことで、久々の喫煙部屋へ……うーん、昔を思い出すワア(w;

 折角吸える環境なので久々に一服とも思ったのですが、結局吸うことはありませんでした。


 閑話休題。


 全体的に宿泊客が多めな気配を感じつつ、部屋でゴロゴロ&荷物整理。

 で、30分ほどのんびりした後、今日、というか今回の旅行の目的でもあるミュージカル「レ・ミゼラブル」の公演

時刻が迫ってきたので、有楽町にある帝国劇場(帝劇)へ移動。……なんだかんだでテンションが上がりますナア。


 ……。


 開演は午後6時15分(夜の部)からでしたが、自分が帝劇に到着したのは5時半頃。……早っ!

 大分余裕を持って到着した(流石にまだ人気もまばら)ので、早々にパンフを買ったり軽食を取ったり(久々に豚

まんを食べましたが、昔より安くなっていたような……気のせい?)帝劇内を散策したりと、有意義な時間を云々。

 ……いえ、本当は昼の部を見れば夜の予定が開いて、知人に会ったりゴニョゴニョしたりと、別の行動パターン

を取ることも出来たのですが、前々回の観劇時に(昼の部を見る為、1時間半の余裕を持って上京するスケジュールを

組んでいたのですが……)、飛行機が二重のトラブルにより大幅に遅れ、開演時間に間に合わないという大失態を

やらかしたトラウマ的な何ががあり、昼の部を避けるようになった&時間に更なる余裕を持って動くことに致しましてね

ははははは……はぁ……orz


 で、暫くの間、帝劇情緒に浸りつつ……PM 6:15 開演


--------

(以下、内輪的な話になるので、興味の無い方は下線部まで読み飛ばしてください)


 と言うわけで、本公演より新演出版(衣装含)と相成りまして。

 新演出の内容に関しては意図的に全てのネタバレを遮断し、何の先入観もなしで観劇出来るようにしていました。

 その判断は正しかったと思いますし、結果的には久しぶりに新鮮な気持ちで見ることが出来ました。

 セリフに関してはほとんど変わっていないこともあり、半分はいつも通り、半分は気持ちを新たにという、言い方は

アレですが若干の中途半端感……もありましたが、全部変わってしまうと多分文句しか出ないと思うので、演出のリニ

ューアルのみ、というのは無難な判断だったのかなあ、と思いました。


 で、その変わった演出ですが、全体的に「今風」に。もう少し身も蓋もない言い方をすれば「ハイテク」に(w;

 当時というか、当初の演出は「当時としては素晴らしいもの」でしたし(下水道の演出などはその典型例)、おそらく

今でも見劣りしないと思いますが、新しい演出は背景に「動き」が加わり、今の技術がふんだんに入った感じでした。

 アナログの最先端からデジタルの最先端へ移行したような感じですかね(基本の道具類は当然アナログですが)。

 ただ、左右が広くなった(舞台を広く使うようになった)ことやドアの設置などは奥行きを増す反面、座高の高い人に

前の席へ座られたりすると、頭に隠れて見えない機会が増えてしまうような気もしましたが……。


 全体的な感想としては……演出を一新したことによる影響か、たまたま見た公演の役者さんがそうだったのかが

一寸不明瞭なのですが、セリフ類が駆け足な印象を受けました。無駄に伸ばさないというか、本当にセリフという感じ。

 とはいえ、駆け足ということもなく、公演時間そのものは近年と同様(休憩25分込みで3時間)でしたけど、ね。


 出演者に関しては特にコメントをしませんが(今回は演出の変更を確認したので、出演者雑感は次回以降にした

いと思いますし、何よりも一回見ただけではまだ比較のしようがありません)、例によって駒田さん&モリクミさんの

ティナ夫妻は完璧すぎというか、毎度ながら実に素晴らしかったですけどね(w;


 バリバリの保守主義なので観るまでは戦線悠々でしたが、思ったよりはすんなり受け入れられたかな、と。

 勿論細かな不満もありますが(アンジョラスのバリケード周りにおける改変や、リトルコゼットの歌の短縮等々)、

そのあたりの雑感とかも、次回以降の感想に回したいと思います。ええ。


 ちなみにこの雑記を書いている時点で、初めて映画版(2012年公開/ミュージカル版の演出に忠実)のレ・ミッズを

眺めてみましたが(BDを購入した)、当然の如く、全体的に新演出版に準拠した作りになっているっぽいですね。

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 閑話休題。


 公演も終わり、スタンディングオーベーションも済ませ、満足しつつ帝劇を後に(花撒きは無くなったのね……)。

 民衆の歌の鼻歌なぞを口ずさみながら歩いていると、同じように歩いている方々の感想が否が応でも耳に入ってくる

有楽町駅までの道のりが凄く充実した空間というか、今更ながら今回も観に来て良かったナア、という実感を改めて

覚えるんですよね……これは短いながらも貴重な時間だと思うのですよ。ええ。


 そんな充実した気分のままホテルへ戻り、遅めの夕食。

 腹具合が云々ということで特に無理はせず、近くのコンビニでおにぎりとカップヌードルとビールを(ry


 ……毎度ながら言行不一致過ぎるワア(w;


 で、お湯を沸かしつつ雑記(これ)をまとめ、ビールを開けてのんびりと夕食。うん、美味い。

 そして一息付いたところでザッと風呂に浸かり身体の疲れをほぐし、東京の夜のひとときを過ごしていたり。


 ふむ、天気予報を見る限り明日は晴れ間が出る……のかな?

 予定では延々と雨マーク&雨の中を歩くと思っていたから、これは嬉しい誤算かも知れませんナア……。

 気温も湿度もそこまで高くなさそう、ということで一安心しつつ、明日の朝一で送る荷物をまとめていると程々に

睡魔が襲ってきたので、特に抵抗することもなくあっさりと就寝することに。


 目を閉じると浮かんでくる民衆の歌の情景とともに、おやすみなさい……。

 AM 00:00 就寝。







2013/06/22(日)  東京放浪2日目。






 東京の天気:くもりときどき晴れ  最高気温: 26度


 AM 8:30 起床。

 半覚醒状態でゴロゴロしていたら結構な時間になっていた……のですが、慌てる理由も無い上に、今回は遅めに

朝食を食べようと思っていたので、全然規定の時間内(午前7時台の朝食会場は混みすぎてあずましくない……)。

 流石にこれだけ寝れば睡眠時間はキッチリ取れた部類なので、スッキリした目覚めになったことは間違いなく。


 そして予報通り天気も回復し、晴れ間の覗く歩きやすい空に。……後は腹具合だけなのですが、こちらは微妙。

 大勢に影響は無い程度な反面、気にならないかと言えば気になる程度という、実にややこしい状態で(ry


 何はともあれ、腹が減っては何とやら、ということで朝食会場へ。

 いつものパブナでいつもの朝食(パン、フルーツポンチ、ミネストローネ&食後のコーヒー)を取りつつ、改めて

今日の予定を考えて見るも、当然のように何も思い浮かばず。いや困ったなこれ……(w;

 ……大体、これだけいろいろな面で回数を重ねる(上京している)と、既に旅行という言葉が形骸化していると

いうか、旅行という言葉すら怪しくなっているんですよねぇ……「一寸コンビニ行ってくる」的な軽さになりつつ

ある昨今において、目的(観劇)さえ終わってしまえば割と本気で行く場所が無かったりする訳でありましてorz


 ちなみに、朝食中、ふと昨日の夜を振り返っていたのですが、よくよく考えると薬を飲んで寝た記憶がない(汗

 よりによって一番大事(じんましん対策の抗ヒスタミン剤)な薬をー、と慌てたものの、結局一回分を飛ばすことで

事なきを得たというか、飛ばして何事も無かったというのが逆に意外というか、長い目で見ると、症状が少しずつ回復

してきたのかなあ、と思っていたりいなかったり……まあ、現状も用心の為に飲んでいるだけの薬ですし(w;


 閑話休題。


 AM 9:30 チェックアウト。

 湿度もそこそこ天気良好。さて、何処に行きますか、ということでホテルを出てから唸るという、重ね重ねアホな

ことをやらかしていたのですが、結論から言えば上野公園を歩きつつ都美(東京都美術館)で何か見てくるかー、

的なオチになり、上野方面に向けて移動開始。……どうせ最終目的地は秋葉なので、近い方が楽という云々。


 で、上野へ到着し、都美の展示一覧を眺めてみると、書道展(入場無料)がひとつふたつ開催されていたので、

そのあたりを眺めてみる方向に決定し、のんびりと展覧会を眺めることに……って、結局このパターンか……(w;

 それなりに規模の大きな団体の公募展でしたが、系列的に一寸違うところだったので、参考程度に云々。


 一通り展覧会を眺めつつ(どうにもアウエー感が強くて居心地が悪い)、その後は公園散策。

 久しぶりに不忍池方面までのんびり歩いてみましたが、よくよく見ると神社とかお寺とかが結構点在していると

いうか、稲荷神社があったことに初めて気がついたという(w; <折角の機会なので参拝して参りました


 そんなこんなでのんびりと散策しているうちに秋葉の店が開く時間になってきたので、上野を後にして秋葉へ。

 後は飛行機の時間までのんびりしますかね、ということで、いつも通りに古書店やらゲーセンのプライズなぞを

眺めていましたが、秋葉に対する優先順位が年々低くなるというか、遂に一番後回しにな(ry

 ……虎もメロンも僻地にあるので、同人関係は特に不満が無い環境&欲しいモノはAmazonなどのネット通販で

事足りる時代になってしまった故の弊害というか、いろいろな面で時代の流れを痛感している次第です。ええ。


 ただ、散策中に見つけたタイトー系列のゲーセンで、自分世代にはたまらない筐体(古き良きSTGやアクションゲームが

非常に良い(綺麗な)状態で稼働されている)を多数発見したときは一寸感動しましたが(w;

 いや、1943とかガンバード2とかD&DとかAvPとかESPとか19XXとかストライカーズ1945とかが普通に鎮座しているのは

自分世代としては一寸した衝撃と言いますか、わりと本気で感動の領域なんですよねぇ……(w;


 閑話休題。


 あれこれ秋葉を散策し、微妙に探していた中古の本を一冊購入し、適当なガチャを2回ほど回したところで散策終了。

 これでも前回(2月)よりは多少買い物をしたという充実感を覚えているあたりがなんともはや……。


 重ね重ねですが、放浪記全般、ネタ切れ傾向でございますorz

 惰性上等ではありますが、それにも限界があるというか、そろそろ新しい風を吹き込む時期に来ているかな、と。


 そうこうしているうちに程々の時間になったので、秋葉を離脱。あいしゃるりたーん。

 ちなみに、例の毎日閉店セールの時計屋は相も変わらずの平常運転でございました。ビバ・形式美(ぉ


 そして多少どころか大幅に時間のゆとりを持ちつつ空港へ。……その方が気楽というのもありますけどね(w;

 少し遅めの昼飯を食べつつ、職場等へのお土産類を調達し、早々にチェックインを済ませてロビーでのんびり。

 尚、帰りの飛行機は概ね定刻通りに動き、梅雨前線の影響を一寸受けつつも無難に離着陸致しました。ええ。


 後はバス、地下鉄を乗り継いで一路我が家に帰宅。

 尚、市営地下鉄及びJRバスにおいて、本日(2013.06.22)よりsuicaの相互利用が開始されたという偶然もあり、

記念も兼ねてそのままsuicaを使って地下鉄に乗りました。ええ。

 これからは行き帰りのバスの中でSAPICAとsuicaを入れ替える手間が省けそうですねぇ……良きかな良きかな。


 で、それはそうと……何か寒くね? <気温13度 <帰宅してから熱々のラーメン&暖房稼働……orz

 もう少し、こう、手心と言いますか、寒暖の差はどうにかしてほしいかなあ、という愚痴を部屋の中で延々と(ry


 ……お疲れ様でした。








〜東京放浪を終えて〜






 当然と言えば当然ですが、本題&本命であるレ・ミゼラブルに関しては今回も大変堪能致しました。


 ただ、それ以外の点に関しては重ね重ね、行動(放浪)の幅が狭すぎというか、保守に回っている様が如実に

表れている感じで、お世辞にも良い方向性とは言えないですね……。

 前回もそうでしたが、極端な話、日帰りでも構わない的なスケジュールと云うか、一泊二日の引き延ばし感が

半端ないんですよね。これなら2泊3日にして東京を起点にもう少し遠い場所まで足を伸ばした方が……という

選択肢も取り入れてみたい気もしますが、それをやってしまうと東京放浪記ではなくなってしまう面もあるので、

次回以降は何かしら抜本的な改革を考えないと、と思う次第です。


 そもそも、ここ数年の東京放浪における動機は観劇と書道絡みになってしまい、所謂オタ方面に対する言動が

めっきり減ってしまったというのも……とはいえ、流石に今更コミケで暴れる元気なぞ無いといいますか、オタ絡み

で東京へ出向いたのが7年前のコミケが最後、というのが事実になっているのが寂しい話……その類の熱は大分

冷めてしまった面は否めません。ええ……。

 何より、元々地味なところしか観光しないので、基本的に地味な雑記が更に地味にな(ry





編 集 後 記






 正直、今回は演劇感想だけにして、後は日記の拡張版にしようかな、とも思っていたのですが、何だかんだと

旅行メモを引っ張り出して書いているうちに、概ねいつもの形式的な放浪記になってしまいました(w;

 や、大体そうなるような気がしていたので、マンネリ上等ながらも「書きません」とは言わなかった訳ですが……。


 草稿と云う名の下書き(ホテルや機内でちまちまと書いている)を元に当日の夜から打ち込みを始めると、

大体2日(実質数時間)程度で文章を打ち終わり、校正等の作業に数日を使って公開というのがいつものパターン

ということで、今回も通常営業……早くもなく遅くもなく、の公開と相成りました。

 ちなみに、今回一番困ったのが、当たり障りないにも程がある工程だったと言いますか、これと言って大きなネタ

が生じなかった点ではないかという……。強いて言えば薬飲み忘れ騒動的なものはありましたが、飲み忘れたこと

による弊害が何もなかったという……いや、有り難いことなんですけどね(w;


 さて、最後まで長々とした駄文に付き合っていただきまして本当にありがとうございました。

 細々ではありますが、管理人の東京放浪におけるゴタゴタや楽しみがほんの少しでも皆様に伝わったようで

あれば、エセ物書き屋として何よりの幸いですし、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。


 や、毎々の長文でスイマセン本当……(w;

 それでは、縁がありましたら次の放浪記でお会いしましょう(^^)/〜





2013/06/27 Nagale




Post,Script,
 

次は東京以外でのんびりと、かな?