Ver 1.00
(12/30日現在)
1999年度、Best of music
−− 最終発表 −−
どうも、皆さんこんにちは。さて、音楽に関しては妙にこだわるNagale。こういうテキストを公開することに
よってエロゲ−の音楽の良さを少しでも理解して貰えたら…というコンセプトで毎年お送りしている訳
なのですが…最近はこういうコ−ナ−も結構あちこちで見られるようになってきました。結構みなさんも
音楽にはうるさいようで(^^;;
さて、このコ−ナ−。簡単に説明すると「今年やったエロゲ−の中で自分の気に入った曲の中から今年の
NO,1を決めちゃえ」……ということです。完全に個人的趣味で書いているので、興味のない人は読まなくて
も全然問題ないです(笑)。
本テキストは音楽関係に興味のある&なんとなく気になる人だけ閲覧下さい(^^)
この発表は音源別の区別はなく、純粋な音楽的観点と状況的観点(場面に合った曲なのか?)ということを
念頭に置いて進めていきたいと思います。なお、評価対象はあくまでゲ−ムの中の曲を評価していきたいと
思います。サウンド集が市販&付属されている場合の「アレンジ」などは審査対象から除外させていただきます。
ご了承下さい。
また各ソフトの『★』のついているタイトルはそのゲ−ムで一番気に入った音楽です。この中から、
最終的に今年の最優秀曲を決めることになりますので、参考までにどうぞ(^^)
さて、先ずは今年の傾向ですが……う〜ん、今年は当たり年ですねえ(^^)
昨年の私的ノミネ−ト基準のあまりの高さの為、選考曲が極端に少なかったことをわきまえて、少し基準を
甘くしてみたら……一気に候補が増えました(笑)。ただ、今年は基準の甘さ以前に良い曲が多く、非常に
混戦状態です。紛れもなく、嬉しい悲鳴ですね。それでは早速いってみましょう!!
注)これはあくまでも「私的」です。ご理解の程、よろしくお願いします(_
_)
〜 Best of music 99 〜
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はい、まず先陣を切るのは「ぷろすちゅ−でんとGood」です。
全体的にロボット系のアニメを意識した曲が多かったですね<そのまんま
それでは曲の発表です。
「猿の王者! 爆猿皇!」
「憂国機団のテ−マ」
「おまえは誰だ?!」
★「魔窟堂のテ−マ。オタクの遺伝子よ、永遠なれ!」
「自軍タ−ン」
以上5曲が選ばれました(^^)なお、編集の都合上一部の曲タイトルを簡略化しています。
「魔窟堂〜」に関してはモロにガッ●ャマンですね(笑)。しかし、ノリの良さとキャラの行動に見事に一致
した曲でした。拍手。
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続いては「終末の過ごし方」からです。
ゲ−ムの雰囲気が重めだったせいもあってか、静かな曲調の音楽が多かったですね。
それでは曲の発表です。
「操り人形のダンス」
★「虚構と現実の狭間で」
「見えない明日」
「悲しい決意」
以上4曲が選ばれました(^^)
「虚構と現実の狭間で」……とにかく渋かったです。というかタイトルそのまんま?
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続いては「SEVEN」からです。
西野さんの洗練された音楽は流石。なんとも言えない壮大な曲が多かったですね。
それでは曲の発表です。
★「Rag the Wag」
「Speed card」
「勇気のカケラ」
「Four-Leaf Clover」
「大団円」
「Theme 666」
「Last Card」
「優しさ」
「Rag the Wag」……これは雰囲気の勝利ですね。見事にやられました。
シ−ンとの融合が良い形で出ているいい例と言えるでしょう。
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次は「こみっくパ−ティ−」からの選出です。
Leaf音楽陣の作曲レヴェルの高さについては今更な話ですね。流石です。
それでは曲の発表です。
「こみっくパ−ティ−」
「避け得ない悲劇」
★「ドタバタでQ」
「Romantic」
「ドタバタでQ」……こみパを一番象徴している曲でしょう。「避け得ない悲劇」も個人的には好き
ですが、過去に似たような雰囲気のが曲あるのでちょいとマイナス。
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さて、今年の本命? 「Kanon」です。
何処の場所でも折戸氏の評価は高いですね。それを裏付けるかの如く、選考曲は多いです。
それでは曲の発表です。
「木々の声と日々のざわめき」
「少女の檻」
「霧海」
「朝影」
「冬の花火」
「残光」
★「凍土高原」
「夢の跡」
以上8曲が選ばれました。
「凍土高原」……いいです。マジで。……正直なところ、Kanonは上記の曲全てを推したいところです。
それほどまでに音楽のインパクトは強かったです。
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はい、次は「ママトト」からです。
ここもShade氏の存在が大きいですね。個人的にShade氏の曲は非常に好きです。
それでは曲の発表です。
「Running to the straight」
「Be on the alert」
「Oriental princess」
「Power military」
「Ethnic nation」
★「Justice 〜the theme of mamatoto〜」
以上6曲が選ばれました(^^)
「Justice 〜」……ママトトの集大成とも言える音楽でした。良かったです。
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さて、そろそろ終盤……「アルバムの中の微笑み」です。
色々と言わせてもらった本作。本当のところは及第点な出来だったんだろうけど……
それでは曲の発表です。
★「染みわたる悲しみ」
以上1曲です(^^)まあ、そういうことで(^^;
「染みわたる悲しみ」……雰囲気が凄く出ていてNagale好みの曲でした。
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続いては「Ribbon2」からです。
音楽については正当に行きますよ〜
「”ANNA”〜Flitelike」
「”AYANO”〜Tearful Baby」
「Sadness」
「新しい恋のかたち(バラ−ド)」
★「新しい恋のかたち(オルゴ−ル)」
以上5曲が選ばれました(^^)
「新しい恋のかたち(オルゴ−ル)」……どうしてアレンジ系の曲って良く聞こえるんでしょう?(笑)
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そして、次は「トゥインクルレビュ−」からです。
ここは(C)DOORSの管轄。いつもながらの曲調ですが……。
★「君といる風景」
以上1曲が選ばれました。
「君といる風景」……メインパ−トの独特な雰囲気がとてもいい感じでしたね。
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さて、下半期では一番の評価? 「フォ−クソング」です。
例に違わす音楽も風情がありました。
★「美夏&陽太」
「志保&透」
「一途な気持ち」
以上3曲が選ばれました(^^)
「美夏&陽太」……フル−トの主旋律が素晴らしかったですね。いい曲でした。
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さて、これも独特なゲ−ム「D〜その景色の向こう側〜」です。
演出過剰気味とは言え、いい音楽が目立ちました。
★「〜裁判〜」
「〜折り紙〜」
「〜背徳〜」
「〜角〜」
以上4曲が選ばれました(^^)
「〜裁判〜」……妙な曲でしたが、展開とは上手くマッチしていました。良かったです。
……以上の中から、今年のBest of Musicを決めたいと思います。
1999年度、最後を飾るにふさわしい曲は果たしてどの曲か? それは……
『凍土高原』(Kanon/Key)
に決定致しました(^^) ……う〜ん、下馬評通りKanonは強かった……。
ゲ−ムの音楽の良さを理解して貰いたい……そう唱え続けて4年が経ちました。今でこそ音楽の存在が
ひとつの要素として認められていますが、当時、FM音源を主体とした時代は、音楽はあっても無くても
関係ないとまで言われていた時代もありました。
そんななか、いち早くMIDI音源を手に入れていたNagaleは、様々な名曲を聴いていました。
ファ−ランドスト−リ−、夢幻夜想曲、そしてLeafシリ−ズの作品……。これらのゲ−ムミュ−ジックに
多大な影響を受けたNagale。それは今も変わることなく続いています。
そして今、ゲ−ムミュ−ジックは更なる進歩を続けています。使える音は増え、高品質な曲が増えてきました。
本当に嬉しいですね。
さて、これを以て99年度の発表を終わらせていただきます。
縁があれば、来年のテキストでお会いしましょう(^^)/〜
2000/01/02 流 雷氷【委員長】