Ver1.00




『島根放浪記 in 出雲大社参拝の旅』



〜縁(えにし)を求めて〜






 どうも、はじめまして&ご無沙汰しています、Nagaleです。

 東京旅行後の恒例テキストとなっている放浪記シリーズも今年で15作目に突入する……予定でした。


 が、一寸した人生のトラブルと申しますか、ご存じの方はご存じかと思いますが、つい3ヶ月ほど前に唯一の

家族であった母が他界すると言う事件がありまして……その母との最後の家族旅行になってしまった東京(放浪

記14は昨年11月のこと)に、今の段階でフラフラと遊びに行けるような気分ではなくなってしまったのです。


 結局、今年は東京を封印して、他の地方……出来れば関西以南に下りたい、と考え始めたのですが、

実際問題、法事の準備や香典返しの手配諸々でそれどころではなく、5月の末までは日常消化で手一杯。


 ……人が一人居なくなる、というのは本当に大変なんです。ええ。


 結局、島根、岡山、長崎などのパンフ(パック旅行)を回収しつつも旅行のことなど考える間もない日々を過ごして

いたのですが、法事が終わり6月に入ると、身体と心が多少なりとも落ち着くようになり、旅行(計画)の考えが再燃。


 母の一件で改めて悟ったのですが「人生思い立ったが吉日」「行けたら行こうじゃなく、行きたいなら行くという

積極性も必要という建前(元々突発的な放浪癖はありますが……)の元、改めて旅行の計画を立て始めたのが丁度

一ヶ月ほど前(2010年6月)のこと。パック旅行的にはキャンセル料の発生ギリギリ前という時期ですね(w;


 ちなみに自分の「旅行」先は基本的には行きたい場所(目的)があるか否か、交通の便、ノリ(悪ノリ含)、ネットの

仲間との出会い、更にはなんとなく等々、まともな理由から明らかに酷い理由までが入り交じっている次第(苦笑)。


 で、あれこれと衝動的かつ打算的に考えた挙げ句(前書きから既にグダグダモードに入ったので詳細は端折り)、

今回は山陰地方への旅……島根県の出雲(大社)に白羽の矢が立ったのです。……ま、おおまかな理由を言えば、


 出雲大社を参拝して縁結びの神様に良縁&結婚相手が見つかるようお願い

 はじめての土地、はじめての地域(山陰)に行きたい

 兼ねてから会いたいと思っていたマイミクさんと会って酒を飲みながら語る



 あたりが大まかな理由になります。……次点で「息抜き、気晴らし、そうだ旅に出よう、等々」。

 更には飛行機事情やら予算やら季節やらと色々ありますが、これ以上書くと前書きだけで日が暮れ(ry



 閑話休題。



 では、閲覧に関しての簡単な注意事項です。放浪記の内容&言動に関しては基本的に素&壊れています

 普段の日記や言動がイタイことは今更ですが、更に輪をかけて壊れるのがこの放浪記(旅行中の出来事なので

テンションが高い)と言うことをご了承下さい。また、内容に関しては極力正確に書いているつもりですが、やりとりの

会話などは一部うろ覚えが入っている為、実際と若干異なっている可能性があります。また基本的に旅行特有の

ノリに加え、プライベートなネタも多く、一見される方々は若干不可解に感じる文章が混ざっているかと思われます。

 ただ、この放浪記を閲覧される方はごく少数&基本的な理念として自分が後々読む日記……思い出として楽しむ

ことを前提に書いているので、多少の暴走や不可解な点は個性という名の仕様と言うことで御理解ください。


 あと、ここまで読んでダレた方は、これからもっとダレる可能性があるので、お帰り頂いて結構です(w;


 さて、それでは今回もきままな放浪記の幕を開けるとしましょう。

 いろいろな意味で呆れられそうな文章ではありますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。










2010/07/03(土)  島根放浪1日目。






 札幌の天気:くもり   朝の気温:21度


 AM7:30起床。


 いよいよ旅行当日……にも関わらず、可も無し……どちらかと言えば不可寄りの体調で目が覚める。

 睡眠時間はそれなりに取ったはずのに……? と首を傾げつつ身支度を調え、午前9時過ぎに家を出発。


 いつものように地下鉄とバスを乗り継ぎ空港へ。

 平行しつつ現地の天気予報を携帯で眺めていたものの(←便利な時代だ……)、お世辞にも良い天気とは

言えないというか、飛行機の着陸さえ怪しいような天気になってしまい、日頃の行いの悪さを痛感していたり(w;


 まあ、なるようにしかならないんだけどね……と呟いているうちにバスは空港へ。

 うし、それじゃあ行くかー。


 で、まず定番のお土産購入。今回の旅は「一応」一人旅ではありますが、現地のマイミク仲間とお会いして親睦

を深める予定を立てていた訳で。……こういう形で「ネットの知り合いリアルは不明」な方と会うのは久しぶりかも。

 何よりも、以前からいろいろとお世話になっていた方なので、一度リアルでお会いしたかった次第。

 これは一昔前の「ネット仲間」と言う感覚ですが、今はブログの普及と敷居の低さも相まり、案外そう言う壁や概念

の無い時代(出会い系なんざ騙され承知で会う前提ですからねえ……)になりつつあるとは思います……ホント。

 ま、それぐらい、ネットという存在が一般的になったということなのでしょう……閑話休題。


 事前に購入しておいたものを含めてあれこれ考えるも、時期が時期なので生もの系(お菓子類)は融ける可能性

が大……で、今回は定番どころの白い変人やらバターサソドを買うこともなく、至極安全なものを選んでいたり。


 ……まあ、そうなると選択肢が極端に狭くなるのが僻地事情なんですけどねorz <鮮度が売りの食材が多い


 そんなこんなでチェックインを済ませ、出発ロビーで待つこと暫し……まずは羽田行きの便に搭乗。……まずは。

 で、飛行機は乗り継ぎ先でもある羽田に向け出発。ボーイングは大きいけど時間帯が悪いと機内がスカスカ……。


 そう、実は今回、往路は乗り継ぎ便なので、まず羽田までと言う不条理orz

 札幌からの直行便も出ているのですが、夏季限定3日に一本ペースで時間が合わなかったんですよね……。


 〜機内〜

 窓(下)の景色を眺めるにも天気が悪く、なおかつまだまだ序盤と言うことでのんびりしていたものの、

飛行機内というのは何とも独特な空間と言うか、居心地がよろしくなく……実はこの時点で微妙にげっそり。



 そんなこんなで、飛行機は何事もなく羽田着。

 いつもならここで飛行機は終了ですが、今回は出口に向わず、乗り継ぎのゲート方面にのんびりと歩くことに。むう。


 ……さて、とりあえず出雲方面へのフライト情報は……お、大丈夫そう、かな?


 全国的にあまり天気がよくなかったので、雨で遅延or機材調整という可能性も覚悟していたものの、幸いと

言うか何と言うか、出雲行きは特に遅れることもなく、不気味なほどに定刻通りの出発になっていて一安心。


 その代わり、岡山行きの便(旅行先候補のひとつ)が、濃霧で大阪へ着陸(引き返し)の可能性ありに……(w;

 や、多分問題なく着陸できたとは思うんですけど、ね? ね?


 出発まで一時間ほどの待ち時間があった為、出発ロビーでのんびりと昼食を取る。……まあ、のんびりとは

言っても、実際のところは売店のサンドイッチをもしゃもしゃと食べていたぐらいですけどね……(w; <食欲微妙


 そんな胡散臭い待ち時間を終えた後、次の飛行機(小さめ)に搭乗。で、ようやっと本命の目的地、出雲へ出発。

 機体が小さくなったぶん人も混んでいたものの、こちらも例によって何事もなく……いや、まあ、梅雨前線の中を

飛んでいたので、道中は多少のジェットコースターがありましたけど(w;


 そんなこんなで、ようやく、出雲(空港)着。つか、滑走路のすぐ横に家があるとか……ある意味恐ろしいなあ。

 あー、ようやく着いたよーorz <嬉しさよりも安堵の方が出てしまった典型例


 実際、この時点で出発から6時間が経過。

 飛行機2連チャンという慣れない移動もあり、流石に身体が億劫モード(w;


 多少元気のある往路は乗り継ぎ(復路は直行便)、と思ったものの、そもそも飛行機の乗り継ぎ自体が初めてで、

何かしら力の入れ方を間違えたというか慣れない移動に参ってしまったというか……。一寸計算外かなあ(w;


 とは言え、ようやく着いたという充実感もあり、げっそりしつつもテンションは高いという不思議な状態に(w;


 そんな調子でしたが、先ずは行動開始。……ただ、はじめての出雲空港をゆっくり眺める余裕も無く、出雲市駅前

行きのバスに乗車した後は「到着しました〜疲れた〜」のメールを打ち、倒れるような姿勢で街並みを眺めていたり。



 ただ、矢張り初めての土地というのは新鮮な光景極まりない訳で。

 瓦屋根の風情に加え、あまり見ることのない色つきの瓦屋根やら庭木に夏みかんらしき物が生っていたりと、

それだけでも僻地育ちには異国情緒的な世界なんですよねぇ。 <注:偏見ではありません


 そんなこんなでバスは出雲市駅前に到着。……空港から直中で25分ぐらい、かな。


 案の定の雨模様&じめっとした空気と風は流石梅雨時でしたが、思ったよりは気温も低く、まとわりつくような

ほど……では無いような気がしなくもない? ……覚悟の割には可愛い(拍子抜けの湿度)と言う感じ?


 まあ、そう思って数分歩いてみたものの、やっぱりそんなことは無かったというオチがががorz <汗が止まらない

 ちなみに、この時点で自宅を出てから約7時間が経過……


 先ずは荷物を置く為に近くのホテル(ツインリーブスホテル出雲)にチェックインすることに。少々お値段高めの

ホテルではありましたが、駅から近く、外観、内装も上々。特に内装は某品プリに近い感じで使いやすかったですね。


 ……まあ、調子の悪いところまで品プリそっくりでしたけど(w; <トイレの水がなかなか止まらない……

 ちなみに、部屋の窓を開けると出雲駅が見えると言う、なかなかの景観でございました。これは良い感じだワア。


 そうこうしているうちに時刻は午後4時半過ぎ。うむ、あまり休んで(げっそりして)いるのも勿体ない、か(w;


 微妙な小市民ぶりを発揮しつつも部屋に荷物を置き、身軽になったところ改めて行動開始。

 ちなみに今日はこの後、6時からマイミク仲間&友達でもある「近代衣服の残響さん」(以下、残響さん)と

合流して夕食を一緒にというプランになっていたのですが、それまでの小一時間ほどはフリータイム。


 むふう。 <よからぬことを考えているときの台詞


 さて、それじゃあ早速例の件を……と言うことで駅前でタクシーを拾い、10分ほど揺られた先はヤ○ダ電機出雲店。

 何で旅行中に(しかもタクシーまで使って)、わざわざヤマ○電機まで来たかと言えば……。



 ご当地ラブプラスに挑戦だー(ぉ



 我ながら如何なものかと言う自覚はあるのですが、折角内地(本州)に出向くならご当地キャラを手に入れたいと

思うのはオタクの性。……いや、堂々と言うような話でも無いんですけどねorz <ほぼ開き直り


 これまた説明すると長くなるので端折りますが、わざわざ重いDS本体(しかもLL)を鞄に詰めて島根まで持って

いった程度には大事なことだったということで(w; ……で、その甲斐あって、無事に島根のご当地キャラを獲得。


 ……ただ、偶然にもすれ違いが出来たものの、頂いたお土産が山口と広島のレアだった件。あれ?

 そんなこんなで不毛な目的を済ませた後、駅前まで戻る為にタクシーを探す……探す……探す……探……






 10分経過






 タクシー、居ないorz


 や、一寸舐めていたというか油断していたのですが、まさかタクシーがここまで少ない地域だとは思いもよらず。

 まして、駅から車で10分圏内で、タクシーを探して路頭に迷うとは思いもしない訳でございます。いやホントorz


 こりゃ駄目だ、と言うことで残響さんにメールを入れ、タクシー会社の番号を教えて貰い、店前まで来て貰うことに。

 流石に呼べば即来てくれましたが、運ちゃんの話を聞くところによると「駅前以外は呼んでくれた方が早い」とのこと。


 ……なるほどねえ(w;

 紆余曲折の末、ようやっと駅まで戻ることが出来て一安心。やっぱり行き当たりばったりの旅は危険だね(ぉ


 約束の時間まではまだ30分ほどあったので、一寸早めながらも駅中のお土産屋を眺めつつのんびり。

 出雲蕎麦、宍道湖の蜆、安来節関係のお土産が中心で、後は大社とか銀山とかの物がポチポチと言う感じでした。


 そうこうしているうちに時間は午後6時前。

 待ち合わせはホテルのロビー内、と言うことになっていたので、とりあえずDSを部屋に置いて、荷物を持って……

とドタバタしつつ、ホテルのエレベータを下りると「らしき」人を発見。うん、メールで教えて貰った背格好と目印(サン

グラス)があるし、向こうも気付いてくれたみたいだから……この人で間違いない、な。


 「どうも、こんばんは〜。残響さんですか?」

 「あ、はい。はじめまして。近代衣服の残響と申します。Nagaleさんですね?」

 「はいそうです〜。こちらこそはじめましてー」


 メールやサイトの掲示板では随分と長いお付き合いだったものの、実際お会いするのはこれが初めて。

 いわゆるオフ会的な出会いでしたが、なにぶん遠方の方とはなかなかお会いする機会がないのも事実。


 故に、こういう提案に乗っていただけるというのは本当に有難く、また、ネットという世界の面白さでもあると

思うんですよね……何より、顔の見えない世界においては、お互いに対する印象と信頼度が全てですし、会おう

会いましょうと言って、いざ実際に会う(会ってくれる)という機会はなかなか少ないんですよね……感謝感謝。



 そんな出会いに再度感謝しつつ、先ずは夕食ということで近くの料理屋へ。

 事前にお店のお勧めを頂き、自分好みだと思われる店の予約をして頂いてたので、スムーズに移動&入店。


 美味しそうな料理を数品見繕い、先ずは出会いに乾杯。……ああ、ようやく人心地ついた……(w;


 長旅でげっそりしていた体調も、酒と楽しい話が入れば一気に回復。当たり前の話ですが、矢張り直接会い、

お互い顔を見ながら話すというのは嬉しいもの。「こういう縁と出会いと偶然は本当に良いことだし幸せなことだと

思うんだよねー」
偉そうなことを語り始めると酔いが回ってきた証拠(w;


 とは言え日本酒(島根の地酒)を煽り、地元ではまず見かけることのないトビウオの刺身を食べ、絶品の揚げ出し

豆腐を食し、積もる話に花を咲かせていて楽しくない訳がなく……まあ、明日のこともあるので酒は程々に(w;

 でも、本当に久しぶりに楽しいひとときを過ごせましたよ。……誰かと食べる食事ってのはやっぱり良いですな。


「ところでー、今回もイリーナさんは一緒なんですか?」

「んー、 ……ん? ……ぁ!?

「?」

「(素に戻って)忘れてた」

「……え?w;」

「あ、ああ、横に居る、うん、居る。さあ乾杯だ」 <白々しく

「はははw; 」

「(……ふん)」

「(ああ、怒っていらっしゃるぅ……)」


 ……いかん、完璧に忘れてたorz

 いかんなあ……歳だなあ……一番大事なものを忘れていたじゃないかorz



 冷や汗を掻きつつ、その後も公私に渡る様々なことを話していたり。んで、頃合いを見て明日の打ち合わせ。

 この旅行が決まる前後……本当につい最近と言える時期のメールで「出雲大社でしたら御案内できますよ」

いう旨のお返事をしてくれたのですが、図々しくも、そのお言葉に甘えた(真に受けた)次第。

 しかし、そんな胡散臭い輩(私)の我が侭旅に御協力を頂き、有難くも本当にこうしてお会いし、あれこれと案内して

頂けることになり、更には明日の観光案内全般のサポートまでして頂けたりと、当初の予定とはまるで違う……これ

以上ないぐらい心強い旅になった次第。……最初のいきあたりばったり計画からは信じられないほどの飛躍です(w;


 閑話休題。


 打ち合わせも順調に終わり、食後のひとときをのんびり。

 場所柄、帰りの手段(結構遠くから出てきて貰った→帰りのバスの時間を過ぎてしまった)が無いのでは……と

懸念していたのですが、親御さんが迎えに来てくれる、との話で一安心。

 まあ、親御さんからしてみれば、同姓とは言え(←これが異性なら論外クラス、まあ、同性でもアッー(ry)何処の

馬の骨とも解らない……胡散臭い旅人を不審に思っていたことは安易に想像が付く訳で(w;


 しかし、実際問題胡散臭いので、そこを付かれると言い訳のしようがなく……orz

 案外、身元の証明って大変なんですよね(w; 何でもかんでも偽造やら詐称やらの時代ですからねえ……。


 そんなこんなで念のため(苦笑)、至らぬ誤解を解きつつ親御さんに御挨拶。

 幸いにも、いち旅行者&ネットの友人ということで安心して頂けたらしく、私も一安心……本当に良い方達でした。


 そんなこんなで楽しい時間は瞬く間に経過。

 それじゃあぼちぼち解散&支払い、と思ったら何故か愛想済で、驚いて酔いが覚めそうになったのはご愛敬(w;


 ……むう、御厚意とは言え、本来は自分が全部持つ範囲の領分だったので、一寸申し訳ないと言うか何というか。


 その後、明日の最終的な時間の確認を済ませ、改めて残響さんと親御さんに挨拶をして解散。

 酔い覚ましがてらに教えて頂いたアーケード街のキャンドル祭りを眺めつつ、フラフラと駅前を歩いていると、

一寸胡散臭い「代○町」と書かれた看板を発見。うむ、これは匂う。匂うねえ……(w


 ここはいわゆる歓楽街で、賑わいは……まあまあ? ただ、片言っぽい日本語で「オニイサン、マッサージ、3k」

とか、絶滅危惧種的な勧誘を体験させて頂きましたが(w; <後日調べてみたら、案外健全系らしい?


 これがススキノあたりならぼったくり一確なんですけどねえ……いやホント。 <そもそも条例で呼び込み禁止


 そんな冷やかしをしているうちに雨も上がり、周りは濃い霧に包まれた一寸幻想的な街並みに。

 そんな街をのんびり歩き、酔いを覚ましたところでホテルに戻り、ウ○ンの力を一本。ちなみに飲む前にも一本。


 で、暫くはホテルの部屋でのんびり。……酔い覚ましには水が一番だね。うん。


 近くに温泉があります云々という案内もしていただいたものの、流石にこの酔っぱらいが乗り込むのは不味いと

いうことで、大人しくホテルでシャワーを浴びてのんびりしつつ、気象情報を確認。明日は……曇りときどき雨、か。


 まあ、衛星画像(の雲の掛かり方)は悪くないし、それほど酷い天気にはならないと思うんだけどなあ……。


 何はともあれ、明日はいよいよ出雲大社への参拝。良い一日になることを願いつつ、と考えているうちに、長旅

移動の疲れと適度なアルコールで消耗した身体は大分お疲れになって








「シャ○ニングウィザード!!」

「ごふっ!?」

「さて、今回私の出番はここだけみたいですし、一足お先に帰らせて頂きますね」

「(……ああ、お怒りでいらっしゃる……出番無くてすいませんほんとorz)」





 ……誰かからの飛び膝蹴りを受けて気絶したかのように、あっさりと意識が飛んでしまいましたさ。

 PM11:30 就寝。







2010/07/04(日)  島根放浪2日目。






 島根(出雲)の天気:曇りときどき雨  最高気温: 26度


 AM7:20 起床。

 ほぼ8時間爆睡……普段以上に眠っていたのはご愛敬(w; ま、お陰で体調は概ねスッキリしましたが。


 んで、早速地方のホテルにおける恒例行事のローカル番組とCMを眺めつつ、差し入れの新聞を読む。

 ほう、ゆうパックに遅延ねえ……まあ、急に倍近く増えたら&中の人が処理できる訳ないよね。いやホント。


 そんな愚痴とフォロー(?)を交えつつも身支度を整え、先ずは朝食。

 品プリは例外としても、こういうところのホテルは朝が混んでいて嫌なんだよね……と思ったものの、例によって

人は少なめ。まあ、時期的にあまり人が居ないのかも知れませんけどね……。ちなみに味は無難と言うか普通。


 さて、それじゃあ今日も一日、のびのびと……。


 待ち合わせの時間は午前10過ぎだったこともあり、部屋に戻って簡単な支度を済ませた後、朝の駅前散策。

 今のうちにお土産でも買っておこうかしら? ということで駅前の土産物屋を巡り、それっぽいものをいろいろと

調達しましたが、今思えば、これほどゆとりのあるお土産屋巡りは久しぶりだったかも知れません。<空港で手抜き派


 その後、程良い時間になったところで待ち合わせ場所に出向き、改めて残響さんと合流。

 今日もよろしくお願いしますー、と挨拶をした後、早速二日目の行動開始。


 一件涼しそうで実は不快指数大という梅雨時の天気を堪能(?)しつつ、先ずは最初の目的地であり、今回の

旅行の本筋と言える出雲大社へ向かう為、駅前からのバスに乗ることに。

 ただ、混雑を覚悟していた割に、その予想に反して乗客は少なめ(席に相当の余裕ががが……)。むう?


 「座れるのかなー、とか危惧していた割には妙に空いている気がするんですが、こんなもんなんですか?」

 「出雲のバスは大体こんな感じですよー」

 「……これ、一応出雲大社(観光名所)行きですよねぇ……」


 若干の疑問を感じつつも、バスは目的地に向けのんびり発車。

 瓦屋根の多さ、生り物への驚き、住宅事情や防風林に関しての疑問や質問を残響さんにあれこれ質問していた

り教えて頂いたりしていたのですが、その質問に淀みなく答えてくれるのは流石地の利の長けた方。

 特に、防風林(※)に関しては、改めて言われない(説明して頂かない)と気が付かなかったも知れませんね……。


 ※風の強い地域らしく、家を守る為に敷地内や塀伝いに松の木を奇麗に植えて(並べて)風よけにしている


 で、それはそうと……


 「次は○○駅、○○駅です。お降りのお客様はお知らせ下さい」 (スルー)

 「次は○○駅〜」 (スルー)

 
「(……?)」

 「次は○○〜」 (スルー)

 
「(ん?)」

 「次は〜」 (スルー)

 「次〜」

 「次〜次〜次〜次〜次〜」 (以下略)



 ……いやまてまてまて(w; 誰も乗らなさ(降りなさ)過ぎだろこれ(w;


 ローカルな地域なのか、はたまた休日なのかはさておき、バス停スルー率が以上に高いんですよね……。

 15駅近くスルーするのは茶飯事、酷いときは最初から最後まで乗客なし(降客はあり……バス停の道路でorz)。

 地域柄というか、おおらかなところなんでしょうねえ……。 <実際はマイカーや観光バスでの移動がメインらしい


 「そのスルーぶりも加味した時刻表になっているんですよー」

 「う、うーん(w; 」


 そんなこんなでバスは一切遅れることもなく、むしろ早いぐらいの順調なペースで出雲大社正門前に到着。

 霧雨が舞う中、入り口の鳥居に会釈し、出雲大社本殿への道を歩き始めたのですが、何よりもそのスケールの

大きさが素晴らしいというか、この空間こそがこれ以上ないぐらい神聖な空間なんですよね……。


 で、それなりに長い参拝路をゆっくり散策。写真を撮りつつ苔生した木に惚れ惚れし、いよいよ大社内に。

 しかしまあ、本当の本当に、縁結び祈願で神様の故郷にまで挨拶に来るとは思わなかったなあ……(ぉ


 まあ、実際問題、時間と予算、環境、現地協力、なんとなくが整ってないと実現しない旅行でしたからねえ。

 ここまで来ておいて言う台詞かどうかは解りませんが、こういうことを含め、全てが「縁」なんだなあ、と。


 残念ながら、本殿は5年越しの工事中とのことで拝見することが出来ませんでしたが、お参りそのものは滞り

なく終了。で、お参りを済ませた後は、旅行恒例のおみくじに挑戦。……しかし、どうやらここのおみくじには吉凶の

概念がないらしく、番号で振り分けられていた模様……ひたすらに凶ばかりな某浅草寺よりはマシですが、ランクが

ないと言うのも寂しいものですね……。このあたりの解釈は一寸難しい、かな……。


 えんむすびのお守りをしっかり確保しつつ、お馴染みのしめ縄を拝見。おを、これが重量5tと言われるしめ縄かー。

 これは言うまでもなく大きかった&思わず「流石」と唸ってしまうほどの圧倒的な存在でございました。


 「このしめ縄の藁の間にお金を投げて、それが挟まると縁が叶うらしいですよ」

 「へー、そうなんですか……って、確かに皆挑戦してるねえ(w; 」

 「一回きりじゃなく、何回挑戦しても大丈夫ですよ」

 「了解。それじゃあ……うりゃ、おりゃ、こんにゃろこなくそふぁーっく!!


 と言う訳で15回ほど挑戦しましたが、他人様の刺さったお金は落とすわお金が有らぬ方向に飛んでいくわ、

これ以上ないぐらい、ことごとく失敗したので諦めました(w;


 ……異性良縁はまだまだ遠そうですorz

 ま、肝心要のお願いをすることが出来、なおかつ縁結びのお守りも購入できただけでも良しとしておきますか(w;


 宝物殿を含め(そうそう、楽毅論は後醍醐天皇じゃなくて光明皇后の作品でした。何をどうやって勘違いしていた

んだよ自分……orz)、一通りの参拝を終えた後、ぼちぼち昼でも……ということで、早速残響さんお勧めの蕎麦屋に。

 出雲と言えば出雲蕎麦、ということで、蕎麦を食べることも楽しみにしていたんですよねー。


 大社からは徒歩5〜10分程度。一寸外れたところにある、何とも歴史を感じるお店でしたが、自分達がすんなり

入れて腰を下ろした直後から人が増え始め(昼少し前に店へ向かった)、店を出る頃には結構な行列に……これは

早く来て助かったかもしれませんね(w;


 出雲は三枚重ねの蕎麦(割子蕎麦)が主流なんですよー、ということで、自分もそれを注文し、一息。

 待つことしばし、美味しそうな蕎麦が運ばれてきたので早速賞味。


 ……うん、美味い。


 蕎麦の時期的には端境期に入る頃だからな……と内心思っていたのですが、全然そんなことはなく。

 細めで色黒の蕎麦は如何にも蕎麦らしく、歴史を感じる店内との相乗効果も良いアクセントになっていました。


 ホント、ナビがあるって素晴らしい(w; (ぉ ……自分だけだったら適当な蕎麦屋でグダグダしていただろうなあw

 こうやって円滑に観光できて美味しい物を食べられるのは大助かりですよ。……他力本願極まりないけどorz


 丁度良く腹八分になったところで、これからのスケジュールを再度検討。


 出雲旅行の数日前、残響さんに「自分の我が侭ですが、もう一件、少し遠目の神社……須佐之男命 御魂鎮めの

御社、須佐神社へ行きたい」
という旨の内容をメールで伝えていたのですが、幸いにも時間の都合が上手く付きそう

だったので、予定通り須佐神社へ向かうことに。

 何か、ここ最近、スピリチュアルスポットとして凄く知名度が高くなった神社らしいですよ? <その辺は無知


 そんなこんなで、打ち合わせを済ませた後、満足して蕎麦屋を後に。

 時間的にはまだ余裕があったので、大社近辺の小路を歩きつつ、その足で大社の隣にある歴史博物館を見学。

 ここは出雲の歴史を紡ぐ資料館的な場所でしたが、なにぶん歴史の古い土地というのは本当に凄いというか、いわ

ゆる教科書でしか見たことがない銅剣(国宝)や銅鐸(国宝)がさも当然のように陳列されていて驚きました。

 ……ホント、高々200年の歴史しかない僻地では太刀打ち出来ませんねえ。


 充実した時間を過ごしつつ博物館を後に。そのままバスで出雲市駅まで戻り、須佐行きのバス時刻を確認した

ところ、あと40分ほどの余裕が。……ふむ、のんびりするのも良いけど、ここはひとつ、空いた時間を使って



 ご当地ラブプラス(2回目)。



 「そんな訳でごめん、一寸ヤ○ダ電機まで付き合って(w; 」

 「はい(w 」


 ええ、往復タクシーまで使って行ってきましたよ(w; <流石に今回はタクシーに店前で待っていて貰った


 そんな余興はさておき、改めて出雲市駅まで戻り、須佐行きのバスに乗り込む。

 例によって閑散としていたものの、それに加えてバスの「物理的長さ」が若干足りないというローカル仕様。

 まあ、最初から最後まで誰も乗ってこないわ、バス停じゃないところでバスを止めて普通に客を降ろすわと、

もう何というか……田舎丸出し(←言ってはいけない禁句)でございました。


 ……そんな光景がこの上なく好きな自分には良いご褒美でしたけどね(w;

 まあ、改めて言うまでもありませんが、日本は広いんだなあ、と。


 一歩間違えれば脱輪しそうな細さの道(下は川やら谷やら崖やら……)を進みつつ、バスは一路目的地へ。

 俺、レンタカー借りて動かなくて本当に良かった……orz


 須佐のバス停から神社までは2kmほど、とのことで、渦中のタクシーでも捕まえようかと思っていたのですが、

例によって残響さんが裏で動いてくれたらしく、停留所に迎えの車まで来ていたという……どんなVIPですか俺?


 なんと至れり尽くせりの贅沢旅行なんだと感謝しつつ、須佐神社に到着。

 昔は至って普通の神社だったらしいのですが、いつぞやに江原○之さんが「ここは素晴らしいスピリチュアル

なんちゃらだー」とか言う話がTVか何かで出たらしく、それ以降は観光客が随分増えたとのこと。むう。


 実際、観光客と思わしき人達は結構居て(人のことは言えない)、随分と賑やかな感じでした。

 ……もっとも、その点では鈍感というか興味がなく、別段すぴりちゅあるとやらを感じることは無くorz


 至って普通かつ正当(二拝二拍手一拝)に参拝を済ませ、境内を散策。

 神社の裏にある樹齢1200年↑の杉の木に感動しつつ写真を納め、暫し神木を眺める……ああ、なるほど。この

気持ちこそが、いわゆるすぴりちゅある何とかなのかも知れませんねえ……。


 ちなみに北海道は道南の一部を除いて元々杉が自生していなかった(スギ花粉が無いのはそのせい……ただし

シラカバ花粉はあり)ので、これほどの齢を重ねた杉の木は無きに等しいんですよね……いやホントに(松や楢など

の木には原生林状態で1000年クラスが多少存在)。



 あー、素晴らしかった。一寸歩いた街並みも本当に「日本」って感じだったなー。凄いなー。

 さてさて、予定していた観光を全て終えたし、後は何処かで食事でもして解散と言うことになりますか、ね?



 「あ、もしお時間ありましたら松江城に行きませんか? 車でサクッと」

 「……え? や、時間はありますけど、松江ってあの松江ですか?」

 「ですです」


 それは有難い……けど、何かお世話になりっぱなしと言うか予定の上の上までフォローされている感じががが。

 そんなことを考えつつ(どうも自分は純粋な善意に対する恐縮、卑屈の気があるらしい……)、車は須佐神社を後に。


 その折、須佐近くにある「一縁荘」という宿泊施設に案内して頂いたのですが、これがまた素晴らしい。

 無粋ではありますが、情景が浮かびやすい言い方をすればトトロ的な家と世界というか……ただ、僻地には無い

「本当の昔の空間」が見事に備わった、思わず惚けてしまい写真を取り忘れるぐらい(←失態)素晴らしい空間でした。


 ここに泊まれたら(合宿できたら)さぞかし集中して字が書けそうだ……(w; <無粋

 でも、ここは絶対墨なんかで汚せないから駄目だな(w; <当然


 その後、御丁寧にも親御さんの車で(何か最近こんなパターンで過分なお世話になることが多すぎるような……)

松江へと向かうことに。……ちなみに出雲市からは約30kmのところで、札幌→小樽間ぐらい。多分(ぉ


 蜆で有名な宍道湖(殆ど海みたいだった……でけえ)の横を通り、向かった先は松江城

 例によって城そのものが無い(厳密に言えば松前城はありますが……お察し下さい)場所柄なので、いわゆる

当時の内部や作りがそのまま見られる機会というのは本当にないんですよね。


 場内に入り、内部(結構昔のままで残っていた)を堪能し、急な階段を登りつつ天守閣へ。

 島根の街並みを一望し「ああ、俺、本当に島根にきたんだなー」と言う思いで一寸感慨に浸っていたり。


 大満足で城を後にした後、市内の料理屋に案内して貰い、夕食を取ることに。

 和食派なんですよね〜、と曰っていたのが幸いというか災いというか……それはさておき、そんな要望をかなえて

くれる一寸良い感じのお店へ連れて行っていただきました。


 ……刺身が凄い、と言う話を聞いていたので、瑠久みたいな感じかしら? と思ったのですが、これがまた斜め上。

 これは一寸文章で表現できない衝撃だったのですが、刺身五品盛り合わせというセットを頼んだハズが、明らかに

倍以上の種類が乗っているわ尾頭付きだわ美味しいわと、もう何だかエライことになっていました。いやホント。


 豪勢な料理を頂きつつ、話に華を咲かすこと暫し。

 日常のこと、島根のこと、札幌のこと……思えば、最近随分グダグダしていて、こういう「自然な」会話をする機会が

めっきり減っていたことに今更ながら気が付きました。こういう機会と縁と言うのは本当に良い物だなあ、と。


 ふと思えば、これらを全て含めたものが、出雲大社でお願いした「良縁」なんですよね。

 なんだ、もうとっくに叶っているじゃないか……肝心な分野はさておき(w; <こら


 そんなこんなで美味しい夕食を頂き、店を後に。そのまま出雲まで送って頂くことに。

 なんかねー、お土産まで頂きましてねー、俺が何をしたんだというか、本当に何をしたらこんなに厚遇して貰える

んだろうと思ってしまうほどにお世話になってしまいました。……もちろん、こんな有難いことも無いんですけど、ね。


 「やー、本当にお世話になりました。これ以上ないぐらい楽しい旅行になりました」

 「いえいえ、こちらこそ本当にありがとうございました。……そう言って頂けるとこちらも嬉しいですー」


 「よし……次は……札幌、かな? 自分も機会があればまた出雲に行きたいけど、先ずは札幌だね。

 次は自分が何でもかんでも案内するから(w 」


 「はい、札幌……北海道は必ず一度行ってみたいと思いますので、是非ー」

 「お待ちしていますよー。では、お元気で!」



 ……ほんと、出会い、縁ってのは不思議で素晴らしいものですね。

 こういう少なくも大切な機会に巡り会える自分は本当に恵まれているんだろうなあ……。


 ……来週でも、お中元の申込がてら夕張メロンでも送っておこう。うん。……と言うか贈らせてくださいorz


 そんなこんなで、随分と満たされた気分でホテルの部屋に戻り、衣類などの宅配便(渦中のゆうパック使用)を

まとめたりゴロゴロしたり放浪記の下書きを書いたりとあれこれ。別名いつものパターン。

 折角だし、今日こそは残響さんに教えて頂いた近くにある温泉にでも……と思ったものの、荷物をまとめたり雑記

を書いたりしているうちに結構な時間になってしまったので、結局今回の旅では温泉を諦めることに。


 ……一寸残念でしたが、旅行ってのは一回で全部満足したら駄目なんですよね。

 また行きたいという動機「理由」があれば、またある日突然、きままに二回目の旅をしたくなるんです。ホント。


 まあ、今回に限っては一寸良い思いをし過ぎたような気もしますけど、ね(w;


 湯船にお湯を張ってのんびりと浸かった後、ゴロゴロしていると順調に睡魔が襲ってきたので、そのまま就寝。

 さて、明日は朝イチで帰札……か(w;


 PM11:40 就寝。







2010/07/05(月)  島根放浪最終日。






 AM6:30 起床。

 天気くもり 気温 忘れましたorz <確か24度ぐらい


 タイミング悪く、久々の持病に見舞われてしまい、夜中に2回ほど目が覚めてしまったものの寝覚めは良好(ぉ


 帰札の飛行機に間に合う空港行きのバスが7時40分に駅前発なので、とりあえず身支度を調えつつ出発の準備。

 朝食の時間は無いかなあ、と思っていたのですが、実際はそれなりの時間を確保出来たので、そのままホテルで

朝食を取り、サクッとチェックアウト。なかなかに良いホテルでございました……あいしゃるりたーん。


 そのまま空港行きのバスに乗り(だから何でこんなに空いているの……orz)、一路空港へ。

 出雲に付いた当日はゆっくり眺める機会も無かったのですが、今日は到着後にのんびりと空港を眺め、おみやげ

屋もゆっくり散策。……あれこれ悩みつつ最後の買い出しを済ませ、出発ゲートへ……いよいよ出雲ともお別れ、か。


 飛行機は定刻通り出発し、日本海をのんびり北上。うむ、直行便は素晴らしい(w; <2時間ぐらいで着く

 これまた何事もなく新千歳に着陸し、バスと地下鉄を乗り継ぎ、我が家へと帰宅。


 ……いつもは夜に戻ることが多いのですが、昼間に戻るってのも不思議な気分ですね(w;


 近所の人達に挨拶を済ませつつお土産を渡し、到着メールを打ってようやく一息。……楽しい旅行でした。

 何はともあれ……、お疲れ様でした。









〜島根放浪を終えて〜






 良い旅……この一言に尽きます。


 大きなトラブルもなく、念願叶ってマイミクともお会いすることが出来、挙げ句の果てにはお世話になりまくり、

恐縮し、あまりのVIP待遇に恐縮し、一体俺が何をしたんだと思い……あれ? <卑屈すぎ


 冗談(?)はさておき、いろいろあった後の一人旅。帰宅後はお帰りなさいも無く、のんびりと仏前に報告して

いたぐらいですが、そのぶん旅行中はこれ以上ないほど喋っていた、沢山語り合うことが出来た、楽しい旅行でした。


 故に、重要な会話や主要な会話がなかなか思い出せず、会話部分の文章が殆ど無くなってしまったという(w;

 まあ、普段の旅行中はどれだけ無口で動いているかが手に取るように解るというか何というか……。


 そして何よりも、出雲大社への参拝が叶ったのは本当に嬉しく。

 更にはマイミクと言う名の友達に会い、ゆっくりと語り、お互いのことをいろいろ知り合えたのも嬉しかったですね。


 ……あ、そうそう。ご当地ラブプラスも相応な収穫でございました(w







編 集 後 記






 予想以上の難産になりましたが、何とか仕上がりました。


 本来はもう少し短く、また会話部分を充実させる予定だったのですが、翌日即仕事(トラブル有)で疲れ切った

身体には文章をまとめる気力がなく、本格的な放浪記の始動が火曜の夜になってしまったことによる記憶の欠乏が

予想以上に大きかったのかも知れません。……これは反省点として次回以降の改善に使わせて頂きますorz


 ……まあ、よりによってこんなときに、ですけどね(w;

 ただ、予想以上に「身の回りで」トラブルが無かったというのも逆にグダグダする文章になる一因だった、のかな?


 中身は何時も以上に地味ですが(NPCを忘れていたという体たらく兼致命的ミス)、例によって結局は書いている

自分が楽しければそれで良しという正しくも間違ったスタンスなので、そのあたりはご了解頂けると幸いです。

 ただ、それを差し引いても、予想以上に筆が上手く進まなかったのは近年の体たらくぶりに尽きることでしょう。もう。



 さて、最後まで長々とした駄文に付き合っていただきまして本当にありがとうございました。

 細々ではありますが、管理人の島根放浪の顛末や旅行の楽しさがほんの少しでも皆様に伝わったようであれば、

エセ物書き屋として何よりの幸いです。



 また、今回お世話になりましたマイミクでもあり、友人でもあり……初対面の私に対し自然体でお付き合い下さり、

観光案内、強力なサポートとして支援下さいました近代衣服の残響さん、また、過分な御厚意を頂き、なおかつ暖かく

受け入れて下さいました氏の御両親に、この場を借りて厚く厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。



 それでは、縁がありましたら次の放浪記でお会いしましょう(^^)/〜





2010/07/10 Nagale




Post,Script,
 

さて、異性的な面での良縁祈願の結果は……どうなりますかねぇ?(w;