Ver1.00a
『東京放浪記9 in レ・ミッズ観劇の旅』
〜兼、夏コミ新刊の掘り出し編〜
どうも、はじめまして&ご無沙汰しています、Nagaleです。
さて、東京旅行後の恒例テキストとなっている放浪記シリーズもダラダラと9作目。本来であれば定番の夏コミレポをお届けする予定
でしたが、今年は時間と予算の都合上(と言うかスロットの不調が大きい=自業自得)夏コミを断念し、夏コミ後の落ち葉拾いを兼ねた
レポをお届けすることと相成りました。挙げ句、タイトルからも解るように今回の本命はミュージカルの観劇ですし……。
ま、良くも悪くも同人誌に関しては明らかに以前より購入冊数が落ちているので、暫くはこのような形式の旅行が続くことになるかも
知れません。いや、それでも同人誌を探す為に東京へ行きたいと思う意欲ぐらいは普通に残ってますが(笑)<当方、札幌在住
では、まず閲覧に関しての簡単な注意事項です。放浪記の中身&行動に関しては今回も壊れた内容となっています(苦笑)。
普段の日記や言動もかなりイタイことは言うまでもありませんが、更に輪をかけて壊れるのがこの放浪記(旅行中の出来事なのでテン
ションが高いんですよ)と言うことでご了承下さい。また、内容に関しては極力正確に書いているつもりですが、基本的には続き物特有
のノリに加えプライベート絡みのネタも多く、一見される方々は若干不可解に感じる文章が混ざっているかと思われます。
ただ、実際この放浪記を閲覧される方はごく少数&基本的な理念として自分が後々読んで楽しむことを前提に書いているので、
多少の暴走や不可解な点は個性という名の仕様と言うことで見逃していただけると幸いです。
……で、いきなり話は飛びますが……今年の夏コミは本当に酷かったですね。いや、天気が(w;
自分はたまたまコミケを回避したお陰で難を逃れたのですが、近年稀にみる大雨に見舞われたのは本当にご愁傷様の一言。
前日の天気予報で東京方面は大荒れと言う話を聞いていたのですが、実際あそこまで荒れるとは……完全な計算外でした。
さて、それでは今回もきままな東京放浪記の幕を開けるとしましょう。
いろいろな意味で呆れられそうな文章ではありますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
2003/08/29(金) 東京放浪1日目。
札幌の天気:雨 気温:18度
AM5:50 起床。……眠い(w;
いつものように身支度を整え出発。地下鉄、バスを乗り継ぎ、先ずは北の玄関口とも言える新千歳空港へ。道中は特にこれと
言ったことも起きず(当たり前)、雨が若干気になる程度。とは言え、その雨にしても東京に行ってしまえば全然問題にならない訳で。
そんなこと考えているうちにバスは新千歳空港に無事到着。……さあて、一年ぶりの東京&現実逃避の旅と参りますか(w
「では出発いたしませう……さあ、準備は良いかな? イリーナ?」
「はい(^^) でも、よろしいのですか? 本来であればこの旅行は保科さんが御一緒する予定でしたのに……」
「何を今更(w; 大体イリーナがうちのサイトに来た時点で彼女の任期は満了してるの。勿論恒久的な属性に代わりはないけど、
これからは基本的にイリーナが優先。委員長には今まで散々活躍して貰ったから暫くお休みをあげると言うことで納得?」
「……かしこまりました」
「あ、でもキャラ変わったから自己紹介だけはしっかりお願いね。少なくとも一見さんな方々が混乱してることは間違いないから」
「はい。それでは改めまして……私は当サイト内で雇われておりますメイドのイリーナと申します。この度の放浪記ではNagale様
の会話サポートを含めたNPC(ノンプレイヤーキャラクタ)として登場させていただきます。私の詳細に関してはこちらでご確認下さい」
「ご確認って……一寸手抜きっぽいぞ……ま、まあ良いか(w;」
「大丈夫ですよ。どうせ見る方も居ませんし。あ、そう言えばお互いに私服姿でご一緒するのは今回が初めてではないでしょうか?」
「ぉい……って、あ、そうかも。ちなみに読者様にイリーナの私服イメージを説明すると、某F&Cで水月の雪さん(笑)」
「それは……解らない人には全く解らない類の例えだと思われますが……(^^; 」
「いーのいーの(w 要はメイド服じゃなくて私服だと言うことが伝われば良いんだから。でも、良く似合ってるよ」
「有り難うございます。あ、搭乗手続きの方は済ませておきました。機内への搭乗案内はフライトの15分前頃に予定とのことです」
「ん。了解。さて、まだまだ時間があるし暫くはロビーでくつろいでますか……あ〜、そう言えば飛行機に乗るのも一年ぶりだなあ」
基本的に余裕を持って行動するタイプなので、良くも悪くも時間が余ることが多かったり。いや、フライトまで50分もあるし(ぉぃ
で、煙草を片手にまったりしているとようやく搭乗案内開始のアナウンスが流れたのでそのまま機内に。ん〜今日は混んでるな。
〜機内〜
機内雑誌を片手にまったりと。例の如く、フライト中もこれと言った話題はなく約1時間半ほどの空旅が終わったころにはサクッと
東京着(AM10:00)。しかし、こうしてみると本当にあっと言う間ですなあ。ホント、真面目に行こうと思えば近いものですよ、東京は。
「ん〜、やってきました東京に〜。でもあまり暑くない〜(w; 」
「そうでしょうか? 現在でも28度ぐらいはありますし、午後になると更に気温が上がると思われますが」
「……いつもよりは遙かに涼しいと思うけどなあ……いや、有り難いんだけどさ」
そんなこんなで行動開始。モノレールに揺られて浜松町→JR山の手線→上野→銀座線→浅草な定番ルート(実際はもう少し時間
短縮が出来るルートもあるのですが、慣れている道(路線)を通った方が間違いも無いですし、安心出来るんですよ)。
まあ、パターン化極まれりと言われようが何だろうが、東京に着いたら先ずは浅草(浅草寺)に出向くのが自分なりの信念。
で、浅草到着。雷門をくぐり、仲見世をまったりと眺めながら浅草寺へ。先ずは賽銭を入れて合掌。で、これまた定番であり、旅行と
当面の運勢を決める(結構当たるんだなこれが)大事なおみくじを引くことに。ん〜100円入れて〜(シャカシャカ……)えいやぁ!!
「ん、末吉か……まあ、当を得ていると言えばその通りかもな……イリーナは?」
「私は……吉でした。あ、概ね良いと書いてありますね(^^)」
「ふむ、それは何より……しかし俺のおみくじ、恋愛運が「そこそこ」良いでしょう、って……なんつーアバウトなおみくじだ(苦笑)」
「ですが、元々おみくじ自体がアバウトな存在であると私は思います。勿論、それを信じる信じないは別ですけれども(パリッ)」
「まあね。その辺は否定しないよ。ただ、世の中には藁にすがるタイプの人間も居るってことさ」
「そうですね……いえ、勿論それを否定するつもりはありません。病は気からと言いますように、気の保ちようも大切です(パリッ)」
「うん……って、一寸前から何を食べていらっしゃるのですか、イリーナさん?」
「え? こちらですか? 仲見世の店舗で実演販売していました焼きたての煎餅ですが……まだ香ばしくて美味しいですよ(^^)」
「い、何時の間に(−−; と言うか他人様(PC)を無視して地味に一人で楽しんでるのう(w; 」
「良いじゃありませんか。Nagaleさんにとっては何回も来ている場所かも知れませんが、私にとっては初めての土地と場所ですし」
「……っ、冷静に考えればそれもそうか。まあ正しい姿ではあるよ、な。……いや、イリーナが楽しければそれで良いけど、ね」
「有り難うございます……(パリッ)……あ、あの、Nagaleさんもおひとつ如何ですか? 観光旅行気分もなかなか悪くないですよ?」
「うん、ではお言葉に甘えてひとつ頂きます(バリバリバリ)……あ〜、懐かしい味だ(w 」
「(^^)」
そうこうしているうちに昼も近づいてきたので、食事を取るため某所に移動。つか、12時半過ぎに有楽町に到着しないと拙いし……。
さあて、もう何と言われようが諦める(開き直る)けど……昼飯を取る店も定番でありパターンなんだよなあ(苦笑)。うぃ、到着です。
「ここは……お寿司、いえ、鰻屋さん……ですか?」
「うん。ここの鰻は美味しいんだわ。浅草に寄った際は必ず顔を出す店だし……って、そういえばイリーナ、鰻は食べられる?」
「大丈夫です。ただ、申し訳ありませんが好物とまでは……あ、山椒をかけるのは止めてくださいね」
「ん、じゃあ問題なし。さて、沢山食べて精を付けておきますか〜。で、俺様、夜はそのまま歌舞伎町〜♪」
「……Nagaleさん(^^#)」
「いや、別にいいじゃん。旅行前のスロットがやたら調子良かったし……少しぐらい羽目を外したってバチは当たらないっしょ?」
「では聞きますが歌舞伎町のどちら方面へ行かれます?(にっこり)」
「え? そりゃあ勿論、おねいさんと大人の戯れを(にっこり)」
……20分後。
「御馳走様でした、大将。とても美味しかったです(^_^)」
「おう、ありがとさん!! ……ところでよ、そこで延びているのは嬢ちゃんの彼氏か?」
「ぃ、いえ。ご主人様です。ただ、少しお巫山戯が過ぎましたのでお休み頂いているところですが(^^) あ、今退かしますので」
「お、おう……なんだかよくわからんけど、また来てくれよ!」
「(……ま、間違ってる。お、俺の立場はもっと偉いハズな、の、に)……あああああ(ゴロゴロゴロ)」<そのまま転がされた模様
「(まったく、デリカシーの無い御方なんですから……)さあ、有楽町に参りましょうか、Nagaleさん(^^)」
お腹を満たすつもりが何故かボロボロになったものの(苦笑)、時間も迫っていたので浅草を後に。で、次に向かうは有楽町。今回の
本命であり、21世紀初の公演となるミュージカル「レ・ミゼラブル」を観劇するため帝国劇場へ向かうことに。ん〜、久しぶりの帝劇だ。
(注:暫くの間、ミュージカルの解説まがいな文章が続きます。更に理解不能な展開になりますがご容赦を)
さて、巷では微妙に酷評気味な今回のキャスト陣ですが、なんだかんだで自分が心底惚れ込んでいるミュージカルに変わりは無い
し、さっそく拝見させていただきませう。ま、どういう評価になるかは解らないけど……思い出は美しいままの方が良かったのか?(ぉ
〜観劇中〜
ん〜、テナルディエ(亜朗さん)が弱い。変なアドリブや細かい演技も若干苦しく見えるし……時間短縮は思ったより酷くないかな?
マリウス&アンジョラスはもう少し声量があっても……ガブローシュは今回まあまあ? 他は……大体及第点ぐらいでせう、現状。
ああ、テナルディエの妻役こと森久美さんは言うに及ばず素晴らしかったですわ。演技も歌も完全に円熟の域に到達してましたね。
が、何よりも岡ジャベ最強! マジ凄い! 歴代ジャベールと比較しても何ら遜色無いっつーか歌最高&格好良すぎ!!
〜休憩中〜
「ふむ、あっと言う間の一時間半ですな。さて、残りはあと半分か……休憩が30分だから合間に飲み物でも飲む? イリーナ?」
「そう致しましょう。でもスケールの大きなミュージカルですね。舞台効果もさることながら、生演奏オーケストラ付きには驚きました」
「うん。それにこの空間は本当に素晴らしいよ。なんたって帝国=インペリアルだもん(笑)。厳格な雰囲気は本当に圧倒されるわ」
「床は全面絨毯、窓の一部はステンドグラス……確かに見事な空間です。でもNagaleさん? ひとつ伺いたいのですが、皆様劇場
の中……客席の中で普通に御飲食なされてます。これはよろしいのですか?」
「うん。どういう訳かその辺は寛大なのさ。開演中以外であれば客席で飲食物を食べても問題ないし、写真撮影もおっけい」
「厳格な場所のわりには妙に寛大な気がします……」
全くです(w; まあ自分も最初のうちは気になっていましたが、今は逆に帝劇ならではの厚意として受け入れていますし。
そんなこんなで後半が始まり、あっと言う間にも感じられる有意義な時間(3時間弱)を過ごしつつ今回の観劇が終了したわけで。
「ブラボー!! 素晴らしい!! いや、細かいこと無視して素直に大満足(^^) ……でも、ゲッツはやめれ(苦笑)」<?
「……素晴らしい。Nagaleさんが常々熱く語られていた理由が納得出来ました。ただ、ある程度の知識を持ってから観劇しなければ
ところどころ理解に苦しむような部分も見受けられるかと。私はヴィクトル・ユゴー氏の原作を読んだことがありますので全容をほとん
ど理解していましたが、それでも時折難しい箇所が……」
「ま、確かに。最低2回ぐらいは見ないと漠然としたイメージだけが残るかなあ……そもそも教科書とかに載っている銀の燭台な話は
開始5分程度で終わるし(w; でも要所の演出と歌は本当に泣けるわ。ラストなんかもうずっと半泣き状態でしたよ自分(汗 」
「……あまり人には見られたくない姿ですね」
「その横で号泣していた人に言われたくないわい(w 」
「わ、私は良いんです。女ですから(^^)」
「……む」
感動の余韻が抜けきらないまま帝劇を後にし、次に向かうはある意味で本命なのかも知れない秋葉原。まあここ最近は以前ほど
執着することが無くなったとは言え、矢張り根がオタな立場として、メッカ的存在&フラフラ遊び回るには楽しい街なんですよこれが(w
そんなこんなで秋葉原へ到着。ん〜久しぶりでございます。……電気街口の通路が一寸変わっていたのは驚きましたが。
「さて、やってきました秋葉原。あ〜、今年も無事に来ることが出来ましたよ〜と言うわけで早速一服をば(w 」
「Nagaleさん、解っていらっしゃるとは思いますが……千代田区は歩行者禁煙条例地域ですよ」
「う、五月蠅い。秋葉で煙草をまったり吸うのが俺のささやかな幸せだったんだよ。それが今じゃこの有様だ……煙草の吸えない
秋葉原なんてGOGOランプの告知電球が切れたジャグラーみたいなもんだよ……いや、と言うか罰金払っても良いから吸わせろ」
「それは構いませんが……7月の上旬にスピード違反でお捕まりになられて無駄な罰金を徴収された件をお忘れですか?」
「……それを言われるとなあ(−−; しょうがない、諦めますか……。でも帝劇近辺も同地区内で吸えなかったし……はぁ〜」
と、愚痴りつつも早速行動開始。しかしまあ、この街は来る度にカルチャーショックを受けますなあ。兎に角、品物の物量が半端じゃ
無いんですよね……札幌も以前より不便と感じることは減ったものの、秋葉原を100とすれば1かそれ以下な訳で……。
で、早速一通りの店を徘徊。具体的には同人ショップやエロゲ屋を巡りつつゴロゴロと……この行動は札幌とあまり変わらんな(w;
……しかし平日だというのに、この人混みは何だよ(w; いや、自分もそのうちの一人だけど、さ。
あ〜、そう言えば今日は8月商戦の最終日だったっけ……いろいろ延期した所為でそれほどでもない……って、それほどでも無い
のにこの人混みな訳か……あ〜、流石ですな。こりゃ一見すると無駄に景気が良く見えるわけだ。
とりあえず初日は様子見も兼ねていたので(荷物増やすのもアレですし)、特に大きな買い物もなく、ホテルで読めそうな同人誌を
3冊ほど仕入れて秋葉の巡回を終了。あ〜、そう言えば一部の古書に関しては更にデフレ傾向でしたねえ……良いのか悪いのか。
しかし……困るぐらいに本がない(w; いや、下調べした段階で欲しいな、と思った本が本当に数えるほどしか無いんですわ。
元々予算を低めに設定していたとは言え、今回の勢いだとその設定金額を更に下回りそうな気配が……時代の流れ、かな(−−;
あ、ちなみにエロゲに至っては更に酷かったり(苦笑)。
いや、欲しいなあ、と思っていたソフトが平均して高値安定だったと言う要因も大きいのですが、ワゴンセールのエロゲもいまいち
芳しくなく……ん〜、これなら札幌に帰ってから新品を買った方が良いかも……。
でも、おねQ新品3980円には色々な意味で泣いたぞ。
そんなことを考えつつ時計を見ると既に午後7時を回っていたので、ひとまず今日の巡回は終了。宿泊先のホテルにチェックイン
するため秋葉原を後にし、その足(いや、JRですが)で品川へ向かうことに。ん〜、今日は散々歩き回ったから流石に少し疲れたかも。
あ、勿論今回ご厄介になるのは例の如く品川プリンス(新)。……パターン化いわんで下さい(TT) 利便性重視なんだってばさ。
〜品川着〜
「ず、随分ご立派なホテルですね……私達には場違いな気もするのですが……」
「そんなことはない(w; 修学旅行生も多々御用達の大衆系ホテルだ。でも一応プリンス系列だからランクとしては中程度かな?
ただ、意外にリーズナブルな値段(注:まともに泊まると1泊で13000円ほどするので注意)の割には部屋も綺麗だし便利も良いから
個人的にはかなり重宝しているホテルなんだけど。……ま、とりあえず後の話はチェックインしてからだな……」
「いらっしゃいませ」
「チェックインをお願いします」
「かしこまりました。少々お待ち下さい……Nagale様とイリーナ様ですね。本日から御一泊の予定で御予約を承っております。
お部屋の方は31階の31XX号室になりますので右手奥、ブルーのエレベータにお乗り下さいませ。こちらがカードキーになります」
「有り難うございます……。ん〜、31階か、そこそこ上のフロアだな……歴代3位ぐらいの高さ?」<37、33階は記憶にある
「31階……す、凄いじゃないですか!! とても見晴らしが良さそうなお部屋だと思います(^^)」
「ん〜、ライトアップされれば結構綺麗かも。ただ高層ビルが多いからご希望の景色と言えるかどうかは……うぃ、到着」
「失礼します……あ、なかなか良いお部屋ですね……あら? ベッドが2つ? ……Nagaleさん、このお部屋ツインルームですよ?」
「……? ダブルベッドの方が良かった?」
「い、いえ。どちらかと言えばこちらの方が……って、そう言う問題ではありません! ……あ、いえ……失礼しました。でも何故?」
「イリーナの寝るベッドだけど、何か拙かったかい?」
「……本気ですか?」
「半分ぐらい本気(苦笑)。まあ毎年語ってるギミックだから、解る人にはあっさり解るネタだけど、ね(w; 」
「? その点は深く詮索しませんけれども……あ、ほら、Nagaleさん窓の外を見てください。素晴らしい景色じゃありませんか(^^)」
「ん〜、そうだね。でもビル群が無ければなあ……え〜、と、左手に見えるのが東京タワーで正面がレインボーブリッジだね」
「……………はぁ(素晴らしいです)」
「イリーナ? (……む〜、なんか瞳の中が銀河系になってるみたいだから暫くそのままにしておくか(苦笑))」
ま、それは兎も角(w; まず荷物を置いて一息付いた後、足を休める為にしばらく小休止。む〜、この程度で足が張るとは情けない。
……つか、何か寒い……って、この部屋冷房効きすぎ。冷房とは無縁の生活をしてると寒くていかんわ。今は冷房切っておくか(w;
っと、そう言えば昼前から殆ど何も食べてなかったっけ。ぼちぼち食事を取りに行きますか……いつもの中華街で(苦笑)。
〜中華街〜
「烏龍茶と雑炊と蒸し餃子と……小龍包もひとついただけますか?」
「お客様、小龍包でしたら現在こちらの5種類セットの商品が大変お薦めですが……」
「美味しそうですね……それではこちらのセットをひとつ。あ、香辛料系は少し控えていただけると有り難いのですが……」
「はい、かしこまりました」
「ん〜と、俺はチャーハンと水餃子と……彼女が頼んだ小龍包と……とりあえずそれで良いです」
「かしこまりました。ご注文は以上でよろしいですか?」
「はい」
「……あの、Nagaleさん? 本当にこのような場所でこのような贅沢をされてもよろしいのでしょうか?」
「……そう言うセリフは散々頼む前に言うのが礼儀ではないかねイリーナ嬢。いや、別に予算は多く組んでいる
からもっと頼んでも良いんだけどさ。それにさっきも言ったけど、旅行前のスロットも何故か中途半端に景気が良かったし」
「そう言えば……先程もそのようなお話をされていましたね。旅費の足しぐらいにはなったのですか?」
「いや、実は旅行前の5日間で+70kほど稼いだんだなこれが(笑)。ぶっちゃけお釣りが来るぐらい貯金を引き出してきたよ」
「……あ、すいません、こちらのテーブルに杏仁豆腐を追加して下さい(^^)」
「かしこまりました」
「お〜ぃ(w; (……なんか、今回キャラ違ってないか? いや、実は地がこんなもんなのか……?)」
適当に腹も膨れたところで(相変わらず美味しかったです&でも食べ過ぎた……)部屋に戻り一息。その後、下のコンビニで煙草と
飲み物を購入し、暫くは某下書きを執筆するため机に向い、カリカリとペンを走らせる(苦笑)。む〜、NETの喧噪&更新からは
隔離されても、これだけは欠かせないか(w; いや、楽しいから良いんだけど、ね。
……でもやっぱり今日の東京は蒸し暑かったなあ。夜涼みがてら食後にホテル周りをフラフラしたらかえって暑苦しかったし(笑)。
今日だって結局は30度ぐらいあったんだろうなあ……浅草寺の蝉の声が心地よかったわ……生で蝉を見たのは何年ぶりだろうか。
つか、どうでも良いけどさっさとテキストまとめて湯船に浸かって一息付こう。自分、微妙に汗くさいかも知れない(苦笑)。
〜夜・雑談〜
「さてと、下書きも目処が付いたし飲み直しますか……イリーナはスコッチ? ブランデー?」
「お疲れさまでした……あ、お飲物は私が御用意いたします」
「こう言うときぐらい俺がやるよ……とりあえずブランデーと、氷と、グラスが二つ……うぃ、ストレート・オン・ザ・ロック」
「恐れ入ります。あ、有り難うございます」
「んじゃ……今日はいろいろとお疲れさまでした。では改めて、イリーナと東京の夜景に乾杯(w 」
「「乾杯 ( ^_^)/□☆□\(^_^ ) 」」
……………30分後。
「つかさー、なまら酷いと思わん? エロゲとエロ漫画で勉強した知識を元に散々えちぃな奉仕をしたり、主人公の幼なじみを
強引に巻き込んだ挙げ句に「私のような正統派メイド」とか曰ってるんだから。幾ら仏蘭西なエロ小説とは言えここまで来ると怒りを
通り越して呆れると言うか最近のメイド定義はこんなもんなのかと今ここで小一時間近く問いつめている訳だがどうよ?」
「(……絡み上戸?(−−; )まあ、それは確かに……でもNagaleさん自身、最近はメイドと言う存在に対する定義が以前より広くなっ
てきた……寛大になっているように見受けられますが?」
「正統派メイドの存在自体が最近レアなんだもん。どのキャラも破天荒……って、何故そこで脱ぎ出すのですかイリーナさん?」
「このお部屋、少し暑くないでしょうか? いえ、それよりも折角の御旅行中ですし、たまにはメイド服以外でお世話致しますわ(^^) 」
「(……脱ぎ上戸?(−−; )ん〜、これはこれで悪くない……けど、放浪記の趣旨が変わりそうだから止めてくれ(苦笑)」
「残念(^-^; ふふっ、でも思ったより動じませんでしたね? 折角の勝負下着も台無しですか……」
「ん? ふふん、ここ最近の俺は多少のことでは動じない精神力を身につけたのだ。……そうだ、試しに何か煽ってみなよ(w 」
「ヤラハタ」
ピキッ<グラスにヒビが入った音
「……スイマセンでした。……何で知ってるんだよ(−−; 」
「私の勝ちですね(^_^)」
「いや、いいけどさ。……つか、そもそもこれって某エロゲのパクりじゃん(w; 」
「あ、あの……Nagaleさん、念のためお伺いしますが、まさか今に至るまで女性経験が無い、と言うことはないですよ、ね?」
「大丈夫。どういう訳か今は良くも悪くも童貞君じゃ無いから。あ、そうだ、何だったら初体験の詳細を今語っても良いけど(笑)」
「え? ……い、いきなり何を仰るんですか!! と、とりあえず今は謹んで御遠慮させていただきます(−−; 」
「(後なら良いんかい……)冗談だよ。まあ基本的には二次元オタだけど結局は三次元だし。でも、えちぃな初体験に関しては性欲
盛んな10代後半のうちに経験しておくのが良いと思ったよ。いや、やっぱり若さと言う名のパワーと勢いは結構大事だわ……ホント」
「……そこでしみじみ語られても困ります」
「つか、放浪記がX指定寸前になりそうな俺の猥談話は兎も角、イリーナの方こそどうな……」
ピシィッ<グラスにヒビが(略)
「 Σ( ̄□ ̄;; 」
「ふっ、どうせ私なんか……ええ、彼があのときもう少ししっかりしていれば……ふ、ふふふふふ……」
「……………さ、さあて、明日はどうしようか? 午前中の早い時間はフリーだから、何処か行きたいところがあれば考えるけど」
「ディズニーランド(ぼそっ)」
「勘弁して下さい」
「……冗談です。そうですね……私は特に……あ、お台場とか……如何でしょうか?(−−)z 」
「それもなんだかなあ。ん〜、大人しく池袋の方でも眺めて、午後から秋葉入りするか。それで良いかい、イリーナ?」
「……zzz」
「イリーナ?(……この程度で酔う訳ないのに……珍しいこともあるもんだ。まあ今日は朝早くから延々と引っ張り回したから疲れた
んだろうけど。ん〜、とりあえずベッドに運んで……服はこのままで勘弁して貰おう)……しょうがない。1人で軽く飲み直しますか、ね」
そんなこんなで暫くは夜景を眺めつつ煙草を一服。ん〜、そこそこ良い眺めですな。まあ肉眼で見るともう少し綺麗だけど(w;
基本的にデジカメで夜景を取る際はフラッシュを焚くと一発アウトなのでフラッシュ無しでの撮影が必須なものの、手に持って撮影す
るとブレてまったく使い物にならないんですよね……カメラを固定できればこのぐらいになるんだけど……それでも再現度は1/10かな?
でもまあ……お陰様でなんとか今年もこの景色を見ることが出来ました。感謝感謝。
夜景を眺めていると自分の存在が如何に小さいかを思い知らされる訳ですが、このまったりとした空間は旅行中ならではのささやか
な幸せなんですよ、ね。……ゆったりと流れる時間を楽しむために遊びに来ている(このホテルを選んでいる)とも言える訳で……。
で、一通りまったりした後、自分も程良く眠くなってきたのでそのままベッドに倒れ込む。
実際ベッドに入ってからの記憶が殆ど無かったりしますが……いや、実に素晴らしい(苦笑)。と言うわけで爆睡開始。ねむー。
AM0:00 就寝。
2003/08/30(土) 東京放浪2日目。
東京の天気:くもり 気温:27度(体感)
AM7:25 起床。
ん〜よく寝た。目覚ましで起こされる程度に思い切り寝入ってましたな……つか、コミケじゃ無いから起きる時間が遅くて良いや(w
さて、朝はホテルのパブナで軽くパンでも食べて……
「おはようございます、Nagaleさん」
「……ぅおう(w; そ、そう言えば一緒の部屋でしたな。……お早う。夕べはよく眠れたかい?」
「はい、お陰様で……あ、あの……申し訳ありませんでした」
「? 何が?」
「い、いえ……何でもありません。あ、こちら本日の朝刊でございます」
「サンクス。そう言えば毎○新聞なんか久しぶりに見るよなあ……それにしても相変わらず世間は物騒でいかん」
簡単な身支度を済ませた後、ホテルのレストランで軽く朝食。あ〜、このスープ美味しい〜(注:ホテルでは基本的に洋食主義)。
で、部屋に戻ってニュースを眺めつつもう一度新聞を流し読み。残念ながらコーヒーは無かった(買ってこいよ(苦笑))ので、昨日
買っておいたミネラルウォーターで飲み物を代用しつつまったり。む〜、行動がいつもと微妙に変わらないなあ。
「あの、そろそろチェックアウトされても良いお時間では?」
「え〜と、今何時? ……あ〜、9時半か。じゃあそろそろ出発しようか」
「はい。折角の御旅行中ですし、ゆっくりするぶんには構いませんが……それよりも時間が勿体ないのでは?」
「いや、基本的にオタ系ショップは開店時間が遅いんだよ。だからこんな時間までゴロゴロしていても特に問題ない訳で(w 」
「……はぁ、そう言うものですか……」
と言うわけで身支度を整えチェックアウト。ん〜、1泊だったけど有意義な時間を過ごさせて頂きました。願わくは来年もまたお世話
になりたいものですねえ……いや、予算さえしっかり組んでいれば全然普通に遊びに行けるわけですが(汗
ホテルを後しつつ(今日は涼しいなあ……)、まず向かった先は池袋。場所が悪い(秋葉から遠い)ので昔ほど利用頻度は高くありま
せんが、とらの○なさんの池袋店は非常に使い勝手が良いので、今日は秋葉を後回しにしてそのまま池袋へ行ってみることに。
で、山手線に揺られること30分。途中の駅BGMでアストロボーイを聴いたような聴かなかったような錯覚を覚えつつ池袋到着。むー、
やっぱり1年ぶりですなあ。ま、折角だから東京スロ事情でも眺めてみますか(w; <結論:まあ普通でした
と、そんな邪なことを考えつつサクサクと移動し、池袋の虎さんへ。むー、流石にこの時間(10時過ぎ)だと店内も空いてますな。
やれやれ、これでようやく腰を据えてゆっくりと同人誌を検索できそうだ……多分。
……1時間後。
「な、Nagaleさん、まだ見終わりませんか?」
「もう少しで終わるよ。つか、散々店内を探し回って結局3冊ってどーよ? いや、言うまでもなく少なすぎ……」
「折角来たのですから、多少は衝動買いをなされてもよろしいと思いますが。次の来店はまた暫く先の話になりますし……」
「まあねえ……でもさ、言うまでもないけど同人誌って結構高いんだよ(笑)。純粋に欲しい本だけを買っても結構な金額になる
から、後々楽しめる……と言うか自分が本当に読みたい本を中心に買うようになったんだろうな……」
「はぁ……以前のご様子を保科さんから伺ったことがありますが……ここ1年でNagaleさんの考え方が随分変わったみたいですね」
「全くだ。熱が冷めたと言う訳じゃないんだろうけど、悪い意味で冷静に処理してるんだよなあ……面白くない(w; 」
「御旅行中のテンションとは思えないですよ……」
まだまだ堅気には戻りたく無いんですけどねえ……どうも最近極端に大人しくなったというか何というか。
ああ、ここで言う大人しくなったはあくまでも自分基準であり、傍目から見ると全開バリバリのオタなので以下略。
そんなこんなで買い物を済ませ(結局3冊でした)池袋をフラフラし、昼近くになったところで秋葉原へ。ん〜、土曜日だから歩天は
やってないけど、出店は結構出てる……つか、いろんなバリエーションがありますなあ(w; 見たこと無い食べ物まであるし(苦笑)。
何より昨日以上に混んでるのは……当たり前、か。休日の秋葉と言う感じで実によろしい感じ。いや、でも久しぶりに我がメッカとも
言える秋葉に来ましたが、オタ様方のパワーはますます全開バリバリヒートアップしていますな。勢いが落ちたなんてとんでもない(w;
……あ〜、お兄さんはそろそろ限界かも(苦笑)。いや、あくまでも自分(略)。
「まあ良いや。さて、昼にしますか……今日は牛丼(w; 」
「一気に値段が下がりましたね」
「いいのいいの。秋葉と言えば虎の横にある牛丼屋でせう。毎度毎度お世話になっているし」
「またお約束のパターン化ですか?」
「そこ、五月蠅い(苦笑)。さて、牛丼屋はここ………………………………………………だぁ!?」
こ、こんなんでましたよ?
つか、何で? どうして? ああっ!! ここもデジカメで撮ってくれば良かった〜<今更後悔
「ラーメン屋……ですね?」
「ラーメン屋……だよな?」
「いえ、私に聞かれましても……あの、ひょっとしてその牛丼屋さんは閉店なされたのでは?」
「そ、そんな……これからの昼飯は一体何処で何を食べれば良いんだよ……つか、あんなに流行ってた店なのに(−−; 」
いや、マジでビックリ……と言うか今回一番ビックリしたかも(苦笑)。
誰か真相知っていたら教えてくれません?(おぃ
とりあえず変わりの店を探す……意欲もいまいち無かったので、結局秋葉原デパートに戻り普通に食事。ん〜、味(質)は何処も
一緒と言えばそれまでだけど、何か味気ないよなあ……けど東京の店って基本的に食べ物は大抵美味しいから良いんだけど(w;
で、簡単な食事を取った後、昨日同様に同人誌を検索しつつワゴンセールのエロゲを検索してみたり。まあ言うまでもなく結果は
芳しくありませんでしたが……って、マズイ、非常にマズイ。金銭的には有り難いかも知れないけど、こりゃ洒落になってないぞ(w;
「ところでNagaleさん、何故同じ店に2回も出向くのですか? 私としては時間と労力の無駄だと思うのですが」
「ん〜、まあ時間に余裕があるってのも一因だけど、買い逃し防止と見落とし防止かな。人間どうしても盲点があるから、一度見た
つもりでも見落としてるスペースや本って結構あるんだわ。後は古書の価格を比較するとかその他諸々」
「価格の比較……? あの、このような類の本というものは皆、同じ値段では無いのですか? 時折法外なお値段が付いたものは
ありますが、Nagaleさんは基本的に見向きもされていないご様子ですし……」
「いや、古書と言う名の希少本に関しては基本的に訳の分からないプレミアが付くんだけど、これがまた店によって……いや、同じ
店でも店舗ごとによって価格がバラバラと言うもの凄いケースまであるんだわ。実際同じ本でも1000円ぐらい違う場合があるし」
「せ、千円も……それはアバウトですね……」
「ん〜、例えば夏コミ新刊の某氏(委託無し)の本、今回は回避したけど最低800円、最高2000円。無駄に違うでしょ?」
「……そこまで来ると一種の詐欺にも感じられます」
「買いたい古書があった場合はこういうチェックも必要なんだよね……ま、面倒だけど、この過程で他の本が出てくることもあるから
実際は結構楽しいもんだよ。ただ、店側ももう少し考えて欲しいよなあ……いや、談合で値段を固定されるよりは100倍マシだけど」
……ま、それを言うと古書店で本を探す行為自体もアレかも知れませんが……とは言え、捜し物が多い身分としては矢張り古書店
と言う存在は非常に有り難いですし、実際今回もお世話になったことは事実。ま、結局のところケースバイケース……かな?
そんなことを考えつつ秋葉を一通り徘徊したところで軽く給水。今日は過ごしやすくて(気温が低くて)有り難いですな。うんうん。
……さて、と。
「どうしよう? まだ3時過ぎなんだけど?」
「どうしようと言われましても……私はNagaleさんに従っているだけです。それにこの時間からではディズニーランドにも行けません」
「まだ諦めてなかったのか(w; 」
「! ……い、いえ、冗談ですよ(^^; 」
「(本当は行きたいんだろうなあ……)そもそも昔は日帰りで用が足りた街だからなあ……余裕を持ったつもりが余裕ありすぎ?」
結局、特に当てもなく時間つぶしをしてフラフラ。それにも飽きた頃、ガードレールに腰掛けつつ道行く人々を眺めてみたり。
でも、やっぱり活気のある街だよなあ。良くも悪くもオタクばっかりで非常によろしい感じ(w; しかし、まさか時間を持て余すとは
思ってもみなかったけど、さ。本来足りないぐらいだと思っていたのに……なんだかなあ。
こうして時間を潰すことしばし、東京では珍しい涼しげな風を感じ、ふと時計を見ると5時を少し回ったところ。どれ、もう一回りして
秋葉から離脱しますか……と言うことで最後にもう一回りし、そのまま秋葉を後に……おっと、その前にひとつやることが残ってました。
「あいしゃるりたーん、秋葉原!!」
「っ!! ……な、何ですかいきなり!?」
「あ、イリーナは初めてか。いや、帰り際に行う恒例行事。これをやっておくと次に秋葉に来たときにもまた良いことがあると言う
願掛けとジンクスみたいなもんだね。まあそれなりに良いこともあるし、定番……まあ、定番なのですよ。何と言おうが定番(w;」
「成る程。でも本当に全ての要素をほぼ固定されて行動しているのですね……ここまで来ると逆に感心させて頂きたいぐらいです」
「お陰様で他人様にはよく「Nagaleは行動パターンがまるわかりだ」と言われますよハハハハハ(w; 」
そんなこんなで秋葉を離脱し、浜松町からモノレールに乗り羽田へ。帰りの飛行機は妙に空いていた……と言うか今までで一番
空いていたかも知れないと言うぐらいガラガラだったり。まあ、繁忙期を外すとこんなものなのかな……150人ぐらいしか乗ってない?
いや、お陰様でパソパラがまったりと読めましたが(苦笑)<注:やめましょう
でも帰りの飛行機は珍しく少し揺れたかなあ……ま、オチと呼ぶには少しインパクトが足りませんでしたが(w;
……機内でまったりとパソパラを読みつつ飛行機に揺られること1時間半。眼下に街の灯りが見え、そのまま北海道の大地に着陸。
「ん〜、帰ってきました、我が街札幌に」
「お疲れさまでした。今日はこのまま帰ってお休みしましょう」
「そだな。いや、イリーナもお疲れさまでした。明日はゆっくり休んでいいよ……で、どうだった、はじめての放浪記同行の旅は?」
「楽しかったです。……流石に疲れましたけども」
「地味に楽しんでいたよなあ(苦笑)。ま、今回は1泊2日だったからまだ良いほうさ。これでコミケ編が絡むと……笑えないよ(w; 」
「……心得ておきます(^^; 」
いや、お疲れさまでした……。
〜東京放浪を終えて〜
いや、笑っちゃうぐらい購入した同人誌が少なくてもう笑うしか(ぉ
本代よりもあれこれ贅沢した食費の方が多いような気がするのは決して冗談じゃないかも……どうなってるんだか(苦笑)。
そんなこんなで特にこれと言ったイベントもなく、平穏無事に終わった放浪記でしたが、自分自身の心境変化に対して少し驚いて
いますね(苦笑)。傍目から見れば充分だよと言うツッコミもあるかと思いますが、昔の自分を考えると本当に信じられません(w;
ただ、今回の目標達成率は65%程度と若干低めだったりするので、もし捜し物系が全部発見できていればもう少し予算を使った
とは思います。とは言え恐らく今までの旅行とは比較にならないぐらいの低予算で全てが終わったかなあ、と。
で、秋葉原に関しては相変わらずオタク様の街で安心しました。僻地のパワーは幾分低下気味ですが、流石メッカは違うんだな、
と改めて痛感したとかしなかったとか。まあ何にせよ、あの勢いだけは単純に見習って良いのかも知れませんね。
同人の傾向に関しては……古書を眺めている限り、微妙に世代交代な印象を受けました。なんかアリス系が強かったなあ(w;
ただ、流通事情の発展などで以前より遙かに便利が上がっていることは事実。今後もこのような感じで推移していくとは思いますが
結局のところ、委託しない系作家さんの本は相変わらず凄い値段になるんだな、と(w; このあたりは昔から共通です、ね。
ま、今回はあくまでもミュージカルの観劇が本命と言うことで行動していましたし、その枠で考えると実に充実した旅行だったと
言えるでしょう。酷評ばかりを聴いていたので正直不安もありましたが、レ・ミッズはやっぱりレ・ミッズだったということで満足。ホント、
今回も素晴らしいミュージカルを観劇できたと思います。いや、最高でした(w あ、この辺の感想は別コンテンツ内で細々と(w;
編 集 後 記
ん〜、行数稼ぎの一部会話と穴埋めテキストが完全に放浪記から脱線してしまったのは拙かった……(w;
今回は1泊2日と言う慌ただしいスケジュール(&単独旅行)を組んでいたこともあり、NPCの練習も兼ねて会話重視のテキストを
組んでみたのですが、そもそも文章力に乏しい自分が満足にNPCを扱えるハズもなく、いつも以上に寒い放浪記になったな、と(w;
つかスイマセン。終わりの方になって気が付いたのですが、今回は会話が多すぎました(爆)。
いや、1泊2日だから容量にも余裕がある……と思って書いていたら状況説明文が中途半端になってしまいまして……反省。
……まあ、これでも書いている方は結構楽しいんですけど、ね(苦笑)。
最終的には自分自身が楽しめればそれで良しと言う理念に基づいているので、若干の暴走はご容赦頂けると幸いです。
さて、一年ぶりの東京となった今回の旅行ですが、矢張り夏コミを回避したことがいろいろと影響しました。総予算という面では
かなり安く……恐らく夏コミの「旅費」よりも安く済んだと思います。ただ、本やソフトに関しては矢張り満足に購入できなかったな、と。
結局のところ、矢張りコミケで衝動買いをしまくってこそ自分なんだと言うことを微妙に痛感した旅行だったかも知れません(笑)。
ただ旅行全体は良くも悪くも平穏に進行しました。ネタに出来そうな話題が本当に何もなく、旅行後の余波が怖い今日この頃です
が、席を外した1日(ぶっちゃけ土曜の夜にはNET繋いでましたし)の間に某エロゲが延期していたので、変なところでタイミングが良い
なあと思っていたとかいないとか(w;
つか、やっぱりネタを強引に作って来たほうが良かったのかなあ……でも、それは理念に反するか。
さて、最後まで長々とした駄文に付き合っていただき本当にありがとうございました。今回はこのあたりで筆を置かせて貰います。
細々ではありますが、管理人が東京旅行を楽しんでいたんだという心情が皆様に伝わるようであれば、エセ物書き屋として幸いです。
それでは、縁がありましたら次の放浪記でお会いしましょう(^^)/〜
2003/09/01 Nagale【イリーナ】