〜Nagale's 簡易時事批評〜
●セガ、ドリームキャスト生産終了?
……遂に、と言ってしまえばそれまでだけど、個人的には文句を言いたい気分かなあ。何を今更……。
確かにDCをはじめ、セガのハードは2番手を行く印象が強かったけど、それはそれでいいと思っていたし、
ゲーム機をメインで経営しているのなら、たとえ潰れるにせよ、最後まで続けて欲しかったというのが本音。
しかしまあ、少なくとも赤字とはいえ、販売台数ではそこそこ健闘しているとは思うんだけど……?
ああいうのって、やっぱり本体一台売れたら一万とかの赤字になるのかなあ?
今後はPS2を始めとした他機種にソフトを提供していくと言う話だが、実際問題アクの強いゲームという印象が
強いセガ陣営のゲーム(まして、サードパーティーではなく、セガというセカンドパーティだし)がどこまで食い込める
かは疑問が残るところでもある。まあ、ハードを気にすることなく売れれば黒字というのは良い話だが。
余談:「セガガガ」もPS2への移行で動いていると言う話を耳にしたけど……。
●別の視点から考察&素人の戯れ言
企業としては当たり前の決断だと思う。赤字経営を打破するには思い切った改革も必要。まして、年間
300億の赤字とも言われる家庭用ゲーム機部門を継続していた方が間違いだし。
ただ、引き際が悪いのは昨日今日の反応を見る限り、周知の通りだし(私でさえ動いている)、それまでの課程……
改善努力を怠ってきた方にも問題はある。販売戦略かPRなのかは解らないけど、シェ○ムーとやらに何十億かける
ぐらいなら、その金使って他のことをした方がもっと有益だという発言が社内から出なかったものかなあ……。
売り上げじゃ絶対に元取れないのは誰の目にも明らかだと思うんだけど。
●経済面一覧、東証第1部
皮肉なことにこの発表後、セガ株が一気に跳ね上がったのは事実。ちなみに月曜日に1000円弱だった株価が
今日には1400円台まで回復している(昨日今日とストップ高か?)。ユーザーではなく、投資家にとっては今回の
発表は企業改善と言う点では朗報&株の買いどきということだろう。まあ、これ以上株価が上がることはないだろうけど
(ちなみに最盛期には7000円台だったんだよね、セガ株は)
極端な例だが、ゲーム部門で300億の赤字。アーケード部門で100億の黒字が出ていた場合、決算では200億の
赤字である。しかし、今回の家庭用撤退(縮小?)により、この赤字ぶんが無くなると100億の黒字経営が可能になる。
年数はかかっても、会社再建と言う意味では今回の決断は正しいと思うのだが。
参考文献:偽春菜サーチエンジン
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