Ver 1.00



 
 






★★★『渡り鳥に宿り木を』★★★



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 はじめに注意事項です。このレビュー中には表現の都合上、ゲーム内容に関してのネタバレなどが含まれている

可能性があります。ゲームをプレイ中、及び未プレイの方は、ゲームを最低一度は攻略(エンディングまで到達) した

後で、このレビューを読むことをお薦めします(勿論、未プレイの方でも大丈夫なよう、ネタバレ的要素は極力排除

しているつもりですが、排除が万全とは言えません)。
以上の件、閲覧前に何卒ご理解ご了承下さい。 

 
 
 
@@@@@@@   以下本文   @@@@@@@








●− Review  序章 −●






 ……いろいろと因縁のある作品だけど、新作が出ること自体は素直に歓迎するか、な。


 暦の関係でGWと言う実感が妙に薄かった5月上旬。私は御上から1日だけ不況休暇を頂いて4連休を取り、本作を購入するために

某家電販売店へと足を運びました。しかし普段あり得ない平日(金曜)休みと言うのはどうも違和感があって駄目ですね(苦笑)。


 さて、本作「渡り鳥に宿り木を」はその筋で有名な「殻の中の小鳥」、「雛鳥の囀」の流れを汲む作品です。そして購入動機の殆どは

左記の理由に沿ったもの……単純に言えば旧作からの信用買いです。幾分アバウトな動機ですが、これらの作品は私のエロゲ人生に

多大なる影響を与えた作品であると同時に、自分がメイド属性になった元凶と断言できる作品だったりもします。

 まあ、そのあたりの理由を語り始めるとキリがないので止めておきますが、見事なまでに完成された世界観の上で繰り広げられる

物語を始め、エロゲではあまり見ることのない退廃的ティストな雰囲気……良い意味での飾り気の無さに引かれた作品でもあり、それ

らを演出するキャラ達の魅力にも惹かれた作品でした。……恐らくメイドゲーとしてこれ以上の評価を付ける作品はもう出ないでしょう。


 ……と、初っぱなから妙な回想になってしまいましたが、要は本作がそのシリーズの流れを汲んだ作品であると言うこと。つまりこの

時点で購入しない理由はどこにもありません。残りの3連休を満喫する意味合いも含め、本作を購入した訳ですが……閑話休題。







●− Review1  全体の印象 −●






 ん〜、充分に期待相応だったと言って良いのですが……。


 その見解がごく少数のユーザーにしか通用しないもの……ぶっちゃけて言うと「人を選びすぎる」作風であることも事実でした。

 歴代作品経験者にとっては流石の出来と頷ける反面、歴代作品の流れをある程度汲んだ独立物語なので、結果的に相応の予備

知識を求められるのは厳しいです。確かに外観は新規ですが、中身を楽しむには歴代作品や癖を理解していないと厳しいなあ、と。

 ……とは言え、これ以上ないぐらい完成された時代設定などの世界観は健在。更にその中で繰り広げられるドラマちっくな演出は

相変わらず圧巻で、要所の台詞回しに思わず溜息が出ることも多々。私的には非常に心地よくゲームを遊ぶことが出来ました。


 ただ、矢張り裏を返せばそれ以外……特に新規ユーザーの方々(居るのかな……)にはかなり敷居の高い作品と言えます。

 確かに物語自体は独立していますが、要所で歴代作品の世界観(設定)と経験を要求されるので、何も知らないまま本作を購入して

充分に楽しめるかと言うと正直疑問ですね。また余計な説明を一切排除して物語が進むこともあり、結果的にある程度の自己解釈が

必要な点は微妙そのもの。若干場違いな例え話ですが新規ユーザーはゲーム開始早々ルールの知らないスポーツを観戦しているよう

な錯覚に陥ってしまう気がします。いや、正直な話本作は歴代作品をプレイしていても戸惑う場面が結構ありますが……(苦笑)。


 さて、それでは個々の見解に行ってみましょう。







●− Review2 ゲーム性  −●






 ここまで来ると純粋なカードゲームを遊んでいるような気が……ゲーム性です。


 表面上はメイドさんと屋敷でまったりゲーに見える反面、中身はかなりシビアな調教ゲーム。ジャンルは育成SLG色が強いですね。

ちなみに難易度はかなり高く、ある程度コツを掴むまでは一枚CGを見ることさえ難しい程。……余談ですが、いくらマニュアル自体に

説明が書いてあるとは言え簡単なチュートリアルさえ無いままいきなり難解な調教画面が出たときは問答無用で固まりましたよ……。


 ゲーム自体は純愛とも鬼畜とも言えない一種独特な雰囲気(ストーリー部分の見解で後述)で進行し、月ごとにある程度のノルマを

要求される形式になっています。未達成の場合は即BADになりますが、ぶっちゃけ先に進むにはノルマをクリア出来るだけの実力(プレ

イヤーの)を求められるので、ノルマに到達するまで先に進ませないと言うのはある意味で親切設計と言えるでしょう(苦笑)。


 で、メインの調教部分は各種行為(キスや挿入等)に対応したカードを使用するという間接的な調教形式。要はコマンド選択の変わ

りにカードを使うと言う一風変わった選択方式ですが、慣れてしまえば単純にカードゲーム感覚で楽しめると思われます。

 なお、カードの組み合わせ(例えば蝋燭と鞭のカードを一緒に使う)で様々な付加効果が発生することもあるので、ゲームとしても

非常に戦略性が高い作りになってますし、逆に言えば戦略的に進めることがほぼ必須です。ちなみに各種付加要素(性癖とも言う)は

キャラごとに発生条件が違うなどコツを掴むまでは大変ですが、そのぶん攻略性もありゲームとして単純に面白かったのは好印象。


 ただ、矢張り全てにおいて敷居が高い作りになっていたと言う印象は拭えません。産業革命時代をベースにしているような世界観や

ヒロイン達の行動は見事と言える反面、あまりにも抽象的な語り口や展開はゲーム自体の難易度とも相まって人を選ぶこと請け合い。

 ターゲットが極端に限定されている作品と言えば確かにその通りですが、もう少ししっかりしたチュートリアルやヘルプをゲーム内に

取り入れれば幾分窓口の広いゲームになったと思われますが……解る人のみ解れと言うのも結構厳しい話かな、と。


 ……余談ですが、個人的に調教系のゲームは嫌いだったりします(苦笑)。それだけにこのシリーズ特有の「直接選択肢が無い」と

言う仕様は非常に有り難いんですよ。結果的にやってることは一緒ですが、直接行動より罪悪感が少ない点は心理的に楽ですし。

 まあ、そう考えると抽象的な描写と言うのも有りなのかも知れませんけど、ね。







●− Review3 ストーリー −●






 ある種の完成系と言える退廃的世界を如何に表現しているか……ストーリーです。


 主人公は農村で働きながら都会に出ることを夢見た若き青年。都会での成功を目指すという意気込みに反して現実は厳しく、都会に

出て早々に挫折してしまう。そして都会での生活に疲れてきた頃、青年は街の屋敷で働く少女達に出会い、苦しくも健気に働く少女達

に惹かれ親しくなっていく。しかし、少女達の生活は想像以上に過酷で、性的な奉仕までも強要されていた。

 青年はそんな少女達を助けようと、屋敷で働く決心をする……
と言う展開で物語は幕を開けます。至るまで結構長いですが(苦笑)。


 シナリオの詳細は産業革命の時代を漂わせるメイド調教恋愛もの。……恋愛調教と言うワードをテキストのみで書くと非常に不可解

ですが、本作の場合はプレイヤーも今一釈然としないまま、気が付くと屋敷でメイドさんをシバいている(苦笑)ので額面通りに解釈して

良いと思われます。ただ、ある種の合意に基づいて調教が行われているので、鬼畜、凌辱と言う印象は少なめです。

 ……で、本作の特筆すべき点ですが、退廃的な台詞回しは相変わらず上手いです。受ける受けないはハッキリと分かれますが、詩的

とも言える独特の書き方は個人的に非常に好きですし、堪能させて貰いました。


 ただ、矢張りそれが結果として全体の説明不足になっている点は否めません。説明不足の点をプレイヤーが常に解釈しながら進行

していくような空気は個人的に好きですが、それにしても限度がありますしゲーム中のキャラ紹介まで端折られるようでは微妙(付属の

冊子で説明はありますが)と言うしかありません。勿論、進めていけばキャラの背景が徐々に明かされては来ますけど……。

 そう言う作風といってしまえばそれまでなものの、もう少し遊び手が設定を把握出来るような説明が欲しかったところですし、実際問題

として起承転結の承と転が無いと感じてしまうようではひとつの物語、シナリオとして評価することが難しいです。

 栄夢氏特有とも言える雰囲気を楽しみつつ抽象的なシナリオを魅せると言う点に関しては本当に秀逸ですが、今回に関してはシナ

リオ自体にさほど深みが無かった為、単純に手抜きとも取れる印象を残してしまったのは残念でなりません。


 あと、これは語るべきかどうか悩むところですが……主人公の個性や貫禄が弱いです。

 良くも悪くも今風の若い主人公なので、経験も足りなければ言葉の重みも足りない……テキストに行動が付いていかない部分が

多く、他人事ながら大丈夫かと首を傾げてしまう点も多々。まあ、これは歴代主人公が全て悪いと言う説もありますが(苦笑)。

 調教の経験も無い&えちに関しても童貞卒業程度で女の扱いにも疎い主人公と言うのは設定を考慮すると微妙に間違っていると

思われますし、御法度気味を承知で一言いえば、こんな頼りない主人公に調教を任せて良いものかと突っ込みたいところですし……。







●− Review4 グラフィック −●






 さて、ゲームの華、CGです。


 原画担当は新井和崎さん。個人的にメイドさんを描かせると右に出る者は居ない人と言う見解を持っているので、必然的に

評価が高くなるのはご愛敬でありお約束(苦笑)。勿論本作も例に漏れず、数々のCGをまったりと堪能させて頂きました。


 で、特に高く評価したいのは原画の質もさることながら、時代の一致や背景との融合ぶりですね。これは私見ですが、矢張りメイドと

言う存在を違和感なく動かせるのは本作のような時代設定や背景だと思うんですよ。昨今のメイドゲーの殆どに見られる違和感である

ところの時代錯誤なキャラや雰囲気が本作には全く無いと言う点は高く評価したいですね。


 ……事実、メイド(さん)と言う存在が背景や街並みに違和感無く溶け込んでいる作品は意外と少ないものです。ファンタジーの世界は

例外ですが、2次元における現実世界で時代に沿ったメイドさんをしっかり描いている点は単純に上手いな、と。

 ただ、原画担当が違うとは言え元の雰囲気と比較してチップ系のキャラ(CG)が妙に浮いていたのはかなり気になりましたが……。


 あと、実は重要かつ大問題な要因ですが、えちシーンに関しては期待しない方が賢明です。と言うかほぼ壊滅。

 本作のジャンルと原画人の名誉の為にフォローさせて頂きますが、CG自体はそれなりに多いですし、元々調教ゲーとしての側面が

強いゲームなので場数自体は特に問題ありません。勿論個々のCGクオリティも問題なし。

 が、しかし肝心のテキストが素晴らしいほど駄目駄目。ある種伝統的ですがやっぱり駄目駄目。ほぼ全てのシーンが細切れダイ

ジェストで進行するため、クリック5回程度でえちシーンが終わることもザラ。

 良くも悪くも元々この程度と言えばそれまでですが、調教ゲームとして論外な感は否めませんでしたね……。







●− Review5 操作性(システム) −●






 貧弱か完成か……システムです。


 ジャンルがカード調教と言う特殊な内容だったこともありゲーム内部のシステム関しては呆れるぐらい複雑ですが、基礎システムに

関しては非常にシンプルな作りになっていました。良く言えば内部システムが完成されていて介入の余地がないとも言えるものの、悪く

言えば貧弱そのものに感じてしまいますね。特にウィンドウモードで起動出来ない&複雑なゲームの割にセーブスロットが5つしかない

など、非常に扱いづらい部分が多かったのはマイナス要因。あと、タイトル画面以外でロードが出来ない仕様も厳しいところです。


 で、肝心要の内部システムですが、これは細かすぎるぐらい細かすぎ。カード入手のランダム要素に悩まされる点は兎も角として、

パラメータ関連の細かさは良くも悪くも特筆もの。まあ実際注意して進める点はさほど多くありませんが、数値などの視覚的表示に関し

てはもう少し解りやすい仕様であっても良かったと思われます。


 ただ、その反面システム調教部分をはじめとした視覚上の技術は上手い(高い)と思われます。代償として無駄に質の高いビデオ

カードを要求される(後述)のですが、技術の無駄遣い(←誉め言葉)に関しては個人的に相応の評価を出したいな、と。

 ……まあ強いて言えば調教時にキャラの顔や身体がステータスの陰に隠れるので、折角のCGが台無し&パラメータが非常に

邪魔な存在になっていたのは勿体ない……と言う以前にこれはエロゲとして大きく間違っていると思われますが(苦笑)。


 あと、バグ……と言うより各種調整関係はもう少ししっかりして欲しかったですね。まあバグ(厳密には違いますが)に関しては嘘屋

さんが頭角を現す迄はここがバグゲーメーカーのトップに降臨していたので今に始まった話ではありませんが、ここもなかなかアバウト

かつ改善要望の通らないところだな、と常々思います。まあ御上にその意志が無いのでしょうけど……。

 例の如くマスター(と言う名のα版)手前でドタバタしていた姿が目に浮かびますが、今回は現場に居なかったので何とも言えず。


 なお、動作環境に関してはCPUよりもビデオカードの種類と性能により大きく左右されるタイプのゲームなので、アクセラ周りに不安が

ある方はゲームを購入する前に大人しく対応カードに買い換え(or購入を回避)したほうが無難だと思われます、はい。







●− Review6 音楽 −●






 さて、ゲームの引き立て役……音楽です。


 音楽担当はお馴染みの佐野広明氏。これまた個人的お気に入りな方でもありますが、音楽の完成度は流石と言って良いですね。

 特にクラシック風味に仕立て上げた曲調の雰囲気は古き時代を漂わせる世界観と相まって非常に良好。場面との融合ぶりも上手く、

要所で良質の音楽を聴くことが出来ました。


 ……ただ、良くも悪くも代わり映えしない曲だなあ、というのも本音です。本来御法度な比較を絡めた見解を承知で言わせて貰うと、

各シーンに対応した曲(調)が殆ど変わっていないんですよ。確かにそれだけ完成された世界観と音楽だったと言えばその通りですが、

3作目になってしまうと既に聞き飽きてしまった感もあり、インパクトと言う面で弱かったのは明らかなマイナス要因。何かしら一工夫が

あればまた新鮮な気持ちで聴けたと思うのですが……残念。


 なお、本作はC.V.非搭載になっていますが、個人的にはその方向性で良かったな、と。特に本作の場合は下手に声を入れると逆に

完成された世界観が壊れそうですし、そもそも栄夢氏のテキストはC.V.に合わない作風なのでこれで良かったと思われますね、はい。







●− Review7 総合評価 −●






 まあ、購入動機によっては全く問題なく楽しめる作品ですが……。


 限定的な層……私を含め、良くも悪くも歴代作品を楽しんだ人が遊ぶ作品としては充分な内容だったと思われます。シリーズの

流れを汲む作品としてしっかり楽しませて頂きましたし、作品から発せられる独特な語り口や、どこか産業革命時代の空気を漂わせる

世界観は本当に私好みの雰囲気でした。この点だけでも充分満足と言う感じですね。


 ……さて、結論です。

 まず基本的に未経験者にはお薦めしません。シリーズと言う概念からは独立していますが、何の予備知識もなく楽しむにはあまりに

厳しい内容です。特に要所の設定は歴代で補完する傾向が強いこともあり、質や完成度以前に単体で遊ぶには敷居が高すぎです。

 反面、歴代作品経験者は全く問題なく楽しめる作りになっていたと思われます。少なくとも私は難しいけども楽しい&懐かしいと

言う感情を持つことが出来ました。まあ、購入層がほぼ限られているので新規購入する方は殆ど居ないと思われますが……。


 ただ、小鳥、雛鳥で受けたようは衝撃は残念ながら殆ど無かった……本作からは感じ取ることが出来ませんでした。過去の記憶を

美化しているつもりはありませんが、設定に唸り、音楽に震えた感覚は忘れようにも忘れられないものですし。

 ……まあ、この作品はどうしても「比較」と言う視点が入ってしまうので、作り手としても嫌な呪縛があるとは思われますが。


 さて、今回はこの辺で筆を置かせて貰います。

 縁があれば、次のレビューでお会いしましょう(^^)/〜





2003/05/30 流 雷氷



Post,Script,


今回も時間切れマスターアップっぽいんだけどなあ……。






< ゲーム動作環境 >


 
 


OS=日本語版Windows98/2000/XPが動作する環境

CPU=PentiumIII-500MHz以上

メモリ=非公表(記述無し)

HDD=空き容量650MB以上(推定&記述無し)

解像度=非公表(記述無し)

CD−ROM=実装必須

音源=WAV

DirectX=Ver7以降

追記=GeForceもしくはRADEON、G400以降でVRAM16MB以上のビデオカードを推奨

  


 
(一部パッケージより抜粋)




< 補足 >




原画:新井和崎」

シナリオ:栄夢」

音楽:佐野広明」

音声:無し アニメ:無し 」

発売日:2003年05月02日」

価格:9800円」

初回特典:無し(但し音楽CDとブックレット付属)」

年齢制限:18禁」

メディア:CD」

(順不同、敬称略)
 
 
 
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< 評  価 >
 
 
 
『渡り鳥に宿り木を』
 
 
 
メーカー   STUDiO B-ROOM
 
ジャンル       SLG+ADV
 
 
 
ゲーム性         18点
 
ストーリー         12点
 
グラフィック          17点
 
操作性           10点
 
音楽             15点
 
 
 
合計 72点(100点満点)



注:2003/01より点数形式を変更しました(50→100点満点)





<評価概要>





難易度は高いが、カードと調教を組み合わせたゲーム内容は非常に遊び応えがある。但し間接的、抽象的すぎる面も。

語るより感じてくれなタイプ。何とも言えない味わいもあるが、起承転結の枠組みからは大きく外れている感は否めない。

原画自体も良いが、舞台背景に違和感の無いメイドを描写している点も高く評価したい。但しチップは雰囲気ぶちこわし。

良くも悪くも質素簡潔で扱い辛い部類に入る。但しエフェクトや調教のパラメータ、属性などは細かい作りで好感が持てた。

それ自体は見事な完成系と言えるが、場面ごとの曲調が歴代そのままなので、何処か聞き飽きてしまった感があった。



 
(上から順に、ゲーム、ストーリー、CG、操作、音楽と各1行ずつの簡易評価説明)





<評価用プレイ時間参考表>




1プレイ時間     約12時間30分

総プレイ時間     約25時間00分
 
1プレイにおけるHシーンの割合(時間) 約00時間20分